体質で選ぶ夜用ナプキン！生理の量が多い人におすすめの人気ブランドは？

生理の量には個人差が大きく、自分が多いのか少ないのかを他の女性と比較することはなかなか難しいですよね。
特に睡眠中は長時間ナプキンをつけっぱなしの状態になってしまうので神経質になりがちです。

自分に合った夜用ナプキンの探し方・選び方を紹介します。

身体的特徴や経血の状態は重要なポイント

人によって指先の形が違うように、女性器の形も千差万別です。
自分自身の女性器がどのような形かを視認したことがある人の方が少ないのではないでしょうか？生理用ナプキンは日本人女性の標準的な体型に合わせて設計されています。

これを洋服で例えてみると、生理用ナプキンはフリーサイズの洋服だと言えます。
フリーサイズの洋服は、身長や体型によって着用感が異なり、周りから見た印象も人によって変わってきますよね。

自分に合ったナプキンを選ぶ第一のポイントは自分の生理の量や方向を確認することに始まります。
出血が少ない人であれば、昼・長時間用ナプキンを夜用ナプキンとして代用できます。
逆に出血が多い人だとしっかりと経血を吸収してくれる多い日の夜用ナプキンを選んだ方がいいでしょう。

自分の使用済みナプキンを観察してみたことはありますか？
例えば「ショーツの中心に合わせてナプキンをつけるとショーツの前側に経血が漏れている」「ナプキンから経血が漏れているのはいつも左側」「眠っている間にナプキンがずれて、片側によってしまいがち」といったことはないでしょうか。

女性器の形以外には、寝る時のクセ・寝相やVIOラインの脱毛処理などが生理のモレ、ナプキンのズレの原因になりがちです。
一度、自分の使用済みナプキンを観察してみることで、どのようなナプキンを選べばいいかの予想を立てることができます。

出血量の多い人に人気のブランド

生理時の出血が多い女性に人気のブランドのひとつがソフィです。
特に「ソフィ 超熟睡」シリーズが人気で、身体にフィットする立体的で上部なギャザー、ショーツにしっかりと固定する羽部分、お尻の谷間からの伝い漏れをしっかりとカバーする長さと幅が好評です。

サイズも29～42cmがあるので、実際に洋服を選ぶ感覚で選択する事ができます。
普段Mサイズの服を着ている人には33cmか36cmのものから試してみるのがおすすめです。
「ソフィ 超熟睡」シリーズは、女性器からお尻周辺までの広い範囲をカバーしてくれる設計になっているので安心感があるという意見もありました。

「ウィスパー 超朝までガード」シリーズも生理の量が多い人に人気です。
こちらは32.36.40cmの3サイズで展開されています。
「超朝までガード」シリーズが指示されているのは経血の吸収率です。

出血が多く、水っぽい経血の人に人気があるようで、産後の悪露が出ている時に使用したという口コミもありました。
「ソフィ 超熟睡」シリーズがおしり全体をカバーするようなデザインになっているのに対して、「ウィスパー 超朝までガード」シリーズは身体のくぼみに合わせた自然なつけ心地を意識したデザインになっています。身体にフィットすることで、経血が伝い漏れる前に吸収してしまうことが狙いです。

非常に高い吸収率も売りのひとつにしている製品ですが、先述の通り女性器の形には微妙な個人差があり、身体に密着していない為に効果が実感できないと思う方もいるようです。

生理の量が多く、敏感肌の人の場合

「ウィスパー 超朝までガード」「ソフィ 超熟睡」シリーズは、どちらの製品も長時間つけていると蒸れて痒くなってしまうというネガティブな意見がありました。
生理の量が多いのに皮膚が敏感だという人に支持されているのが「ロリエ　しあわせ素肌」シリーズです。
このシリーズは通気性やつけ心地を非常に重視しているシリーズで、全面通気性により経血や寝汗による蒸れを解消する点を売りにしています。

「ソフィ　はだおもい」シリーズを使用しているという意見もありました。
これは「超熟睡」シリーズよりも通気性を考えた製品で、サラサラとした水のような生理が多い方におすすめのブランドです。
しかし、ソフィ公式サイトには「※かたまりを含む極端に粘度の高い経血は吸収できません。」という注意書きが添えられているので注意が必要です。
どろりとしたレバーのようなタイプの生理には向いていないようです。

「超朝までガード」「超熟睡」「しあわせ素肌」「はだおもい」はそれぞれ異なる特徴や特化している力があるので、口コミだけではなく、各メーカーのホームページなどを確認してみるのもナプキン選びの参考になるでしょう。

布ナプキンはおすすめしにくい

現在市販されている生理用の使い捨てナプキンの歴史は意外にも浅く、日本で発売されたのは昭和36年のことだそうです。
それ以前はふんどしを使用したり、布や紙を丸めて膣内に挿入するタンポンのようなものが生理用品として使用されていました。

そういった背景から、布ナプキンを使用する女性も増えていますが、生理量が多い人には布ナプキンは向きません。
また、布ナプキンを使用することによって生理の量が減少したり、生理期間が短くなったりするという話に科学的根拠はありません。

布ナプキンには生理の終わり頃やオリモノが多い期間など、使う時期や体質によってメリットがある生理用品です。
例えばピルを常用している方には出血量が極端に少なくなるという場合もあります。このケースでは、布ナプキンは使い捨てナプキンよりも経済的にメリットがあると言えます。