刺激を控えて、身体を温める。単純なのに効果的！

生理前になると、身体がむくんで気分が不安定になり、マイナス思考におちいりやすくなります。
普段であれば、他人から言われても何ともないような些細な言葉や態度に、カチンと来てしまったり、重く受け止めて落ちこんでしまったり。
何日かそういう日が続いて、お風呂上りに体重計に乗った時に普段よりも一キロほど増えていると「ああ、生理が近いんだな」と分かって、益々憂鬱になってしまいます。
そして、いざ生理がはじまると、出血量の多い日には、ズキズキとした生理痛に加えて、肩こりや貧血によるめまい、膝から下が冷たく痺れるようにもなって、気分、体調ともに最悪になります。
ひどいときには、家から一歩も出たくない、むしろ出られないという状態になることもありました。

看護師の勉強をしていた姉から「カフェインと肉は生理痛をひどくするから、生理前と生理の間は控えた方がいい」とアドバイスを受け、常飲していた紅茶や緑茶をやめて、生理前は魚や野菜を摂るように心がけました。
また、「身体を温めて、心を落ち着かせてくれるし、ついでにダイエットにも効果があるよ」とカフェイン飲料の代わりに勧められたホットミルクを飲むようになりました。
食べ物、飲み物に気を付けるとともに、腹部まで覆うようなカイロポケット付きのインナーを選んだり、普段よりも厚手のタイツを穿くようにして、身体を冷やさないようにも気を付けました。
すると、出血量の多い日でも、くらくらすることはあっても、立っているのも辛いというような日はなくなりました。
刺激の強いものを控えて、栄養を取り、お腹を中心に身体を温める。ごく単純なことですが、効果はバッチリです。