本当に痛くなる前に、手を打つべし。私はこれで痛みから逃れた。

生理が始まってからの4日間ほどは下腹部の鈍い激痛に悩まされます。毎月襲ってくるこの痛みともう15年ほどの付き合いになりますが、それでもその痛みに慣れることはなく、毎月生理予定日が近づいてくるたびに憂鬱ななんとも言えない気分になります。最初は下腹部の重くだるいような違和感から始まり、すぐにその違和感は痛みへと変わっていきます。排便を催しているような痛みとは違うけれど、なんとなく排便したら少し痛みが楽になるのではないかというような重い痛み。何かが下っ腹で大きくなったら小さくなったりを繰り返しているような。体勢を変えれば一瞬緩和するように感じるけれど、それは全くの勘違いで数秒後にはすぐにその激痛は襲ってきます。よく生理中は腰が痛くなるという話を聞きますが、それは全くありません。ただおなかがとんでもなく痛いのです。夜眠っていても痛みで目が覚めることもしばしば。歩くことも座っていることもできなくなります。思春期のころは生理中ということを友人に伝えるのも恥ずかしく、それを悟られるのも恥ずかしくひたすら一人で耐えていたことを覚えています。

今までいろいろ試してみましたが、鎮痛剤の服用に頼っています。でも鎮痛剤の服用方法で痛みが全然違うんです。私の場合、鎮痛剤を飲んでから一度眠ると痛みが引いていることが多かったんですが、眠れないと痛みはほとんど変わりませんでした。でも本当に痛くなったときって眠れませんよね。そこで今行っている生理痛対策としては痛くなる前に、下腹部の違和感がやってきた時点で服用するという方法です。服用してから眠れる環境であれば5分でも10分でも眠ります。痛みどめ効果が切れはじめる時間になれば再び小さな痛みの波がやってくるのですぐまた服用しています。最近は生理4日間は痛みがなくても服用することもありますが。本当の激痛が襲ってくる前に、予防として服用。可能ならばいったん眠る。この方法にたどり着いたおかげで、動けなくなるということはなくなり、生理中も仕事も続けてできるようになりました。