西洋医学だけに注目しないで！東洋の漢方薬

生理前と、生理中の体調の悪さが年を取るごとに酷くなってきていました。さらに２，３年前からは生理後にも体調が悪くなるように。私の場合、排卵日がはっきりわかるほどコンディションが日によって上下するので、働くことが難しいのが一番の悩みです。まず、毎月寝込むくらいの生理痛。生理前後のめまいと下腹部痛。腰骨がきしむような腰痛。昨年、頭痛からの吐き気がどんどん強くなり、市販薬では治まらなくなりました。医者に診てもらったところ、PMSによる偏頭痛だと言われました。まずはロキソニンを飲んでいたのですが、慣れてきてしまったのか、だんだん効かなくなりました。そこでアマージという偏頭痛の薬をもらって飲んでいました。ですがアマージは高価なので、飲み続けるのに抵抗がありました。

西洋で効かないなら東洋医学ではどうだろうと、漢方を扱っている病院で診てもらい、まずは桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）を処方されました。まず冷えが改善され、徐々に頭痛の頻度が少なくなりました。痛みが酷い時は偏頭痛のアマージを併用しつつ、次に当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）と呉茱萸湯（ごしゅゆとう）を飲みはじめました。私にはその処方が合っていたようで、それから半年ほどでアマージは飲まなくても大丈夫になりました。体調の悪い日も減ってきて、現在は呉茱萸湯を毎朝一包だけ飲んでいます。気付くと生理痛も寝込むほどではなくなり、頭痛も月１、２度あるかないかです。まだ様子を見ながらですが、ずいぶん楽になりました。