女性同士でも理解してもらえないことも。PMSとのつきあい方

生理前になると訳もなくイライラしたり、すぐに泣いたり感情の起伏が激しくなります。普段がおとなしい方なので家族や恋人も戸惑っていて、それを感じて自分の不甲斐なさに一人で落ち込んでしまいます。職場でも普段なら何も感じないからかいなどを本気で受け止め、ショックを受けたりその人を嫌いになったりしてしまいます。普段の自分でいられないストレスが一番大きいと思います。また精神面以外にも、すぐに疲れる、異常な眠気、腰の鈍痛、生理痛に似たような痛み、むくみ、風邪のような鼻水やくしゃみなどの身体的な症状も出ます。あと不注意になります。以前車で買い物に行った際、車線変更しようとして隣の車に気づかなかったこともあったり、車の運転などが怖くなります。

私は社会人になってからPMSの症状がひどくなりました。しかしまだPMSなんてほとんどの人が知らない時代でした。甘えや忍耐がないからだ、などと男性に言われたり、あまつさえ女性の同僚や友人も理解してもらえない状態でした。こんな自分がダメなんだと精神科に行ったりもしましたが何も変わらずでした。
もうやけになり長年勤めた会社を辞めて、しばらくゆっくりしているときに気づいたのですが、私は色々と無理をしていたのだと思います。PMSの人の特徴に真面目、責任感が強いことがあります。普段がんばりすぎているから生理の時くらいゆっくりしろよ、相手に気を使わずに自分が言いたいことを言えよ、という体のサインなのではないかと思うようになりました。それから頑張ることも全て止めました。家事なども恋人に手伝ってもらったり、母に甘えてみたり、言いたいことは言ってみたり。
PMSでイライラする自分を認めてあげて、ありのままの自分を認めてみました。
するとPMSがあってもいいじゃないか、何も気にすることはないんだと気持ちが楽になりました。
PMSは無くなってはいませんが、気持ちの持ち方一つでPMSとうまく付き合っていけると感じています。 今PMSで悩んでいる人は何かに頑張りすぎて自分を後回しにしているんではないでしょうか。
自分を一番に大切にしてみて下さい。そうするとPMSの見方も変わってきますよ。