悩んでいるなら早めに病院に行くべき。恥ずかしくはありません

20代後半のころ、仕事はあまりうまくいかないし当時の彼氏とも将来が見込めず、まさにお先真っ暗でどうしようという漠然とした不安の日々でした。彼氏の発言の真意をうかがい疑心暗鬼になり喧嘩ばかりしていました。○○といったけど、本当はこうしてほしいのにそういう言い方をしたのでは、とか、「別にいいよ」と言われた時の「別に」が引っ掛かってしまい口論など、本当に今となれば揚げ足取りのようなことばかりだったと思います。会うたびにそんな喧嘩をしているうちに彼氏の浮気が発覚、関係を修復する気力もないしそのまま別れました。その後、彼氏や結婚はさておき、子供は絶対に産みたいという強い気持ちだけが残りました。当時はこの気分の上下に生理周期が関係しているとは全く考えていませんでした。

仕事から帰る夜道に、ふと消えてしまいたいと思うことが多くなってきて、ここで事故に巻き込まれたら・・などと妄想するようになりました。さすがに気持ちが不安定すぎておかしいと自分でも感じ、これは鬱なのでは？とネットで症状を調べてみることにしました。そのときに、鬱と似た症状として「PMS」という単語を初めて知りました。まさか生理周期と関係があると考えてもみなかったので、振り返ってみると当てはまる時期もあり、一体自分は鬱とPMSどちらなのか？と悩みました。そしてまず婦人科にかかりました。先生と面談しアンケートに答えると、鬱ではないね。PMSの薬を飲みましょう。と処方されました。幸いにも生理周期は安定していたので、生理開始前に薬を何日間か飲むだけで嘘のように気持ちが安定して生活をすることができました。もっと早く気付いて薬を飲んでいたらなぁと思います。悩んでいる人にはまず病院に行ってみることをお勧めしたいです。