毎月のPMSが、つらくて仕方がなかった頃

生理が来る前のPMSの方が、とにかくつらかったです。何せ、私の場合は、２・３日つらいのではなく、ほぼ２週間くらいでした。生理の２週間くらい前から（排卵日を過ぎたあたりから）明らかに、ガクッと体調が変わるのです。昨日まで体調が良かったのが、急にむくみやすくなって、だるくなってしまうのです。リンパの流れが悪くなり、脚の付け根や、耳の後ろに大きいしこりができるほどです。体調が悪いのに加えて、２・３日前になると、仕事でも、ミスをしてしまう。いつも、普通に当たり前にやっていることなのに、それをミスしてしまう。毎月、毎月、そんなことの繰り返しで、気分まで暗くなり、自分にうんざりしていました。生理が始まると、そのだるさが、フッと消えるほどのだるさだったので、面倒に思う人も多いかと思う生理ですが、私の場合は、整理が来ると楽になるから早く来ないかなと思ったものです。

毎月毎月、だるさがあって、気分が落ち込んでしまったので、「婦人科に行ってみよう。」と思いました。婦人科なんて行ったことがなかったので、ネットで色々調べてみました。勤務先が銀座だったのですが、当時、テレビにもよく出ていた有名な婦人科の先生の病院が銀座にあったので意を決して行ってみました。漢方を処方していただいたのですが、和らぐ漢方独特の香りと、漢方を飲んでいるんだ。という安心感が私を救ってくれたのだと思います。そして、PMSは決して特別なことではないんだ。という知識と理解により、気持ちも落ち着きました。時間と年月をかけて、「だるいのも当たり前。」「つらければまた漢方を飲もう。」「生理直前は、ミスしやすいから、一つ一つの仕事をより丁寧に」と自分の気持ちをコントロールすることができるようになり、ずいぶん、気持ちも体も楽になっていきました。