生理前の不調に効く漢方薬って？簡単に体質改善、冷えやむくみにも効果アリ?

毎月、生理の一週間前ぐらいになると、決まって全身の倦怠感や冷え、むくみに襲われて困っていました。体全体が鉛のように重く感じられ、動くのも億劫になるほどです。手足の冷えもひどく、指先や爪が血行不良で黄色くくすんで見えるほど。
また、メンタル面でも不調を感じていました。気分がひどく落ち込んで常にネガティブなことばかりを考えてしまうようになり、一方では些細なことにすぐ腹を立ててイライラ、ムカムカすることも多く、そのことでまた自己嫌悪に陥ってしまう…という悪循環でした。生理前はまるで別人のようになってしまうのが自分でも分かるのです。
毎月、生理が近づくにつれ、決まって仕事も家事も手に付かなくなるほど調子が悪くなるので、いつも生理前のことを考えると憂鬱な気持ちになっていました。

産婦人科で相談したところ、漢方薬「加味逍遥散」と「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」を処方されて服用を始めました。
「加味逍遥散」は更年期障害や、月経不順など女性特有の症状に広く使われる薬で、ＰＭＳの症状にも効果があるのだそうです。
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」は冷え性（特に手足の冷えが強い方）に効くと言われている漢方だそうです。
飲み始めてすぐに辛い冷えの症状がなくなったことに驚きました。日中のトイレの回数が増え、むくみが消えました。血色も良くなり、体重計に乗ったらなんとマイナス３キロ…。嬉しい悲鳴です。
生理直前のだるさや気分の落ち込みも以前と比べてかなり軽くなっていたのを感じました。今ではもう漢方薬が手放せません。
体質に合う漢方薬は人それぞれらしいので、専門医や漢方を取り扱った薬局に相談してみると良いかもしれません。