「調子が悪い」と受け入れる！心構えで気持ちが楽に

生理予定日から生理3日目まで、ひどいイライラ、憂うつ感に襲われていました。症状がはっきり出だしたのが社会人になってからだったので、普段のストレスももちろんあると思います。普段はまったく気にならないような、後輩や同僚の些細な態度にイライラ。そんなイライラする自分が嫌で、憂うつな気分になったり、自分を責めて涙を流したりもしました。生理が終わるとすっかり気分はよくなるので、「これは月経前症候群の一種なんだ」と気づきました。しかし、本当に些細なことでイライラし、涙が出てきます。お手洗いにこもり、泣くこともありました。他人にイライラしてしまう自分が嫌で情けなく思っていたのです。他の人は生理痛もなく、生理時期も変わらない態度なのに私だけ…と、当時はかなり自分を責めました。

月経前症候群の症状は人によって全員違う。たまたま私は、気分が落ち込んり、イライラする症状なんだと、自分で認め、受け入れ、許すことにしました。イライラしたことに自己嫌悪していると、悪循環になってしまいます。人間だから仕方がない、と開き直るようにしたのです。加えて、できるだけ月経時期は社内の人と距離を取りました。業務連絡以外のことはなるべく話さないようにしました。しかし、業務連絡のことのみなら、イライラすることも少なくふつうに話せます。自分で思っているより、社内の人は私の態度を何も気にしていないようでした。「毎月少しだけの辛抱。その間だけ、自分を大事にして甘やかしてしまう期間にしよう」ととらえ方を変えてみたのです。イライラはするものの、憂うつな気分になることはかなり少なくなりました。