ＰＭＳの症状緩和への最終手段、低用量ピルが効く！

生理前になると、とてもイライラしたり、やる気がなくなったり、たいしたことでもないのに突然悲しくなって泣いてしまったりと精神的にとても不安定になりました。ホルモンのバランスが崩れることでこのような症状が出ることを頭では理解できていても、感情をコントロールすることはとても難しく、パートナーに八つ当たりをしてしまったり、喧嘩になることも多かったです。ひどいときは頭痛と吐き気に襲われることもあり、毎月決まった期間が訪れることが苦痛でした。また、異常に甘いものが食べたい衝動に襲われ、チョコ―レートや飴が手放せなくなりました。同じく生理痛もひどく、腰が大変重く感じられ、鈍痛に耐えなければならずつらかったです。

お腹回りや腰を温めるのはもちろんのこと、身体を常に冷やさないように心がけていました。水は常温で飲むようにしていましたし、寝起きの水分補給は白湯が一番効果的だったと思います。またカフェインの取り過ぎはホルモンバランスに影響があるので、コーヒーや紅茶の摂取量には特に気をつけていました。このように日ごろの対策を続けていても効果には限界があったので、最終的には婦人科で相談を受けてみることに。医者からの提案は低用量ピルでホルモンバランスを整えることが一番大事だと言われました。低用量ピルに頼ることは少し抵抗があったのですが、今の状態より悪くなることはないだろうと試してみることにしました。効果が出るのに１〜２か月かかりましたが、低用量ピルのおかげでホルモンの波を一定に整えることができ、また月経血が少なくなり生理痛も軽減されました。人によっては副作用が出ることもあるため、万人に向く方法ではないかと思いますが、今までいろいろな方法を取ってきたが効果がイマイチだった人は、最終手段として低用量ピルを利用してみる価値があると思います。