生理痛、生理前症候群(PMS)改善への道のり

若い頃・・初潮の頃から、不順だったり軽い腹痛はありましたが。年を追うごとにひどくなり、
成人する頃には月経が始まる一週間ほど前頃から酷い寝汗、悪夢、頭痛、下腹の膨満感、関節痛、睡魔に悩まされていました。
特に寝汗は、季節に関係なく寝具がぐっしょりするほど酷く、布団から出ると悪寒がし、身体の節々がギシギシと痛み
風邪をひいたのかと間違えるほどでした。
寝ているときにそんな状態なので、当然見る夢もよろしくないものばかりですが、月経が始まったとたん寝汗も関節通も
嘘のようにピタリと止まり、重い身体が軽くなり、モヤがかかっていた頭もすっきりします。
代わりに今度は下腹がシクシクと泣くような痛みと睡魔に襲われ、目を開けていられなくなります。

男性にはわかってもらえず、病気にならない病気は心が折れそうになるくらい辛いものです。

私は夏でもとにかく冷やさないよう、たっぷりのお風呂に入ったり、お灸でツボ刺激をしたり
冬場は寝るときは腹巻きを着て、湯たんぽで温めて、外出するときには貼るカイロを利用します。
夏でも氷類、冷蔵庫で冷やしたものは口にせず、常に常温のドリンクを口にし、白米から玄米に変え
生姜を使った料理で体温を上げるよう心がけていました。
薬は嫌いでしたので、できるだけ我慢していましたが、どうしようもなく仕事に支障が出そうな時にのみ、市販の痛み止め薬を服用していました。
ですが、関節の痛みや頭痛、腹痛は抑えられても寝汗を抑えることはできません。ガン検診の時に婦人科を訪問した祭
お医者様に相談したところ、ホルモンのバランスをよくすると落ち着くと言われ、それをコントロールするために低用量ピルの服用を勧められたので
半信半疑で服用してみたところ三ヶ月目くらいから、寝汗も悪夢もなく健やかな睡眠ができてることに気づきました。
現在は月経より閉経の更年期の心配をしなくてはいけない年齢になりましたが、それまでの7年間を低用量ピルのお世話になりました。