子宮内膜症だった私の生理痛撃退、改善策とは？

高校生の時から、横になってもうぅ〜、、、とうなるような痛みに毎月悩まされていました。
少しずつ市販の痛み止めを飲むようになって、何となく、高校、大学の授業に支障はなくなりましたが、
それでも、お休みの日に生理の２日目があたるときは、１日寝るのがあたり前で何もできず。
お腹を常に冷やさないように気をつけたり、食べ物もバランスよく食べるようにしていました。
それでも、なかなか改善されず、そのまま大学を卒業し、就職をむかえました。
正直、学生生活と違い、仕事は気兼ねなく休めるわけでもなく、ひどい時は、横になったことも
ありましたが、市販の痛み止めを規定量以上飲んだり、だましだまし、痛みに耐えていました。
そんな時、仕事、私生活のストレスで、レバーのような血の塊が急にどばっと出てしまい、
いつもと違う生理だと気づき、20代後半にして、初めて、自分で婦人科を検診しました。

もともと、子宮内膜症だといわれたのは、別の症状で行っていた鍼の先生からでした。
学生時代は、鍼治療、市販の薬の組み合わせでなんとか過ごせていました。
しかし、仕事が忙しくなるに連れ、何か他の治療法がないかと思い出会ったのが、
韓国のよもぎ蒸しです。家の近くにいくつかよもぎ蒸し店があり、その中に、女性の
生理痛に良いハーブも調合してくれるということもあり、定期的に通うようになりました。

おかげで、冷えや生理痛も改善され、きれいな汗をかくことから、少しずつ身体全体も
改善されていったと思っています。

ただ、これによって劇的に生理痛が改善されることはなく、変わったのは、手術を受けて
からです。実は、レバー状の血の塊がたくさん出るようになり、病院に行ったところ、
卵巣がかなり腫れていることが発覚しました。術後、自分の内臓を映像でみましたが、
卵巣が腫れて、古い血が留まっていたこと、そして卵巣と腸がひっついてしまい、
生理がくるたびに、かなりの痛みを引き起こしていたことが分かりました。

手術を決めるまでは、ピルを飲んで生理を止め、卵巣が小さくなるかどうか半年ほど
検討しましたが、結局、小さくならず。私の内臓内はかなりひどいことになっていた、
ということが手術の結果、分かりました。

幸い、術後の経過もよく、きれいな形に戻った卵巣のおかげで、生理痛もなくなり、
子宮内膜症でもなくなりました。20代前半で、自治体からの支援もあり、卵巣等の
チェックを受けていた私ですが、数年内で何が起こるかわかりません。

生理痛を薬でおさえたり、民間療法で治療することは良いことかもしれませんが、
西洋医学に頼り、手術という道があるということも知ってもらえたらよいなと思っています。