漢方薬を使って生理前のトイレトラブルを改善する

生理前になるとお腹が緩くなってしまうことに悩んでいました。
もともと便秘になりやすいタイプでしたが、生理前にお腹が張ってきたかなということがあると一日に数回便通があるようになります。
最初は便秘改善だと喜んでいましたが、1日に4回・5回と便通があるようになると下痢状態になってしまうのです。

休みで一日出かけないということであれば我慢できるのですが、通勤するとなるとそういわけにはいきません。
下痢でトイレに行った後もなんとなく下腹のあたりが気持ち悪い感じがします。
また、すぐにトイレに行けなくて我慢することになると下腹が痛くなって立っているのもつらくなってしまいます。
そのせいかガスも溜まりやすくなってしまうようで、おならも出やすくなってしまっていました。

生理前のトラブルは女性ホルモンの乱れが原因と教えてもらったことがあるので、まずはそれを改善しようと思いました。
それで使ったのが当帰芍薬散です。
以前、ニキビがひどくなって困っていたときに皮膚科の先生に勧められて服用してみたのです。
そのときは服用し始めて2日ですぐに症状が改善されました。

今回も生理が近づいてきてお腹が張るな、と感じたらすぐに一日3回食前に少し暖かめの湯冷ましで飲むようにしました。
だいたい生理が始まる10日前くらいからでしょうか。

当帰芍薬散をのんで翌日には朝の便通が、少し便が柔らかいかなと思うものの下痢になることまではなくなったのです。
階数も2回程度になりました。
下腹が痛くなるということもなくなって、いつものように腰回り・足首やお腹を冷やさないように気を付けると普段と同じような生活リズムになったのです。