恥ずかしさなどは不要！自分の体のために婦人科を受診しよう！

生理が近づく３〜４日前になると、夜中でもひどい下腹部痛に目が覚めることがありました。子宮の辺りを雑巾絞りのように、ギュウギュウッと捩じったような苦しい痛みでした。下痢だろうかと思いながらトイレに駆け込みましたが、そうではなく、トイレに入ってから３０分くらいは籠ることが多く、しかし、下痢ではありません。便座に座り、３０分ずっと下腹部痛にひたすら耐えていました。途中、冷汗は出ますし、下半身には力が入らなくなり、体の感覚がなくなっていることが分かるくらいの痛みに意識が遠のきそうになっていました。息苦しさもあり、便座に座ったまま、倒れそうにもなりました。体が冷えていく感覚だけが残り、もしかしたらこのまま死んでしまうのではないかと思うくらい、３０分が長く感じました。

下腹部痛は年に１回あるか、ないかくらいの頻度ではありましたが、このままではいけないと思い、生理前には体を冷やさないように注意し、血液を増やすために良いとされる食材を積極的に摂るようにしました。しかし、下腹部痛はなくならず、倒れ込みそうになるほどのものはそうそうありませんでしたが、一大決心し、婦人科を受診することにしました。婦人科ではまず、基礎体温を付けることを習慣とした方が良いと言われましたので、毎朝、基礎体温を測定しました。基礎体温を付けるようになってからは体が今、どのような状態にあるのかを把握でき、生理に向けて対処することができるようになりました。基礎体温はおおよその目安ですが、測定を始めてから意識が変わったことが重要だったようで、気持ちから変わったので生理前症候群に対しての恐怖が小さくなりました。多少の痛みは痛み止めを服用し、対処しています。