無理だと思ったら早めの対応、薬の服用と下腹部圧迫での安静を使い分けて負担を軽減

生理直前の軽い腹痛から始まり、生理当日はそんなに経血の量は無いのに、下腹部の痛みが辛く仕事に支障をきたすことがあります。
休みの日に月経がはじまると、一日寝込んでいたりできるのですが、仕事のある平日などに月経がはじまると、痛みで集中できなかったりデスクワークがおっくうになってしまい、仕事に支障が出てしまっていました。
痛みは激痛というほどでもなく、チクチク痛いくらいで、痛みのほかは下腹部の過度な疲労感のようなズドーンとした重みのような不快感が重なり、すべての神経がその部分の症状に気が行ってしまうような状態でした。
初日だけの症状なので、その日さえ乗り切ってしまえば問題ないのですが、初日が休みか稼働日かによって薬を服用したり一日中横になって休んでいたりなど使い分けるしかほかに乗り切る方法がありませんでした。

まずは、初日の下腹部の痛みがひどくなるような場合は迷わず薬を服用します。ただし、最低限の量を１回のみにして、なるべく薬の力に頼らない方法で最小限にします。
仕事で出勤する前に服用し、日中の服用は避けます。圧迫すると少し症状が緩和されることもあるので、補正下着や腰回りを圧迫するような下着を使用して、腹部を保護します。
冷えてしまうと症状が悪化したり、痛みが増したりすることもあるので、冷やさないようにすることも大事です。

その他には、横になっていると痛みがあまり気にならなかったりするので、お休みの日の場合はうつぶせの状態で下腹部を圧迫しながら安静にして様子を見ます。
この時は、薬の服用はなるべく避けます。重力のせいなのか、起きているよりも横になっている方が症状が楽なこともあるので、なるべく楽な体勢で痛みが引くのを待ちます。
横になっているときは、下腹部に手を当ててさすったり少し力を加えてマッサージのようなことを行うと、痛みの感じ方が和らぐ時もありますので、その時の症状によっていろいろ試してみます。