PMSによる精神的なイライラを改善しよう

私は生理の実際の出血量や痛みなどの悩みはそれほど深刻ではないのですが、だいたい生理の1週間ほど前になると、PMSの症状としてとにかく精神的にイライラしたり、被害者意識が増してひたすら悲しい気持ちに襲われていました。いったんPMSが始まると、全てのことについてネガティブにしか捉えられず、とにかく身内に当たり散らす。自分が置かれている現状に関し、不平不満が湧き出てくる。一番の被害者は夫です。普段ならば全く気にならないようなことでも、とにかく引っかかる。心ない発言に感じた夫の言葉尻を捕らえて、月に一度は泣く叫ぶの爆発を起こしていました。その頃は自分自身も辛かったですが、それを受け止める夫も大変だったと思います。

婦人科検診の際に医師にも相談しましたが、海外在住であることもあり、アメリカ人医師にはすぐに精神的に過敏になってしまう状態を和らげるような薬を処方することを勧められました。しかしそのような薬は結局は副作用が最低限のものであっても抗うつ剤に変わりはないので、定期的に服用することにかなりの抵抗がありました。ピルの服用も勧められましたが、こちらも副作用が気になり手を出しませんでした。そうこうしているうちに、何か物に頼るのではなく、自分自身でどうにかすることはできないか、と考えるようになりました。PMSが始まりそうになると、大体自分で気付きます。あら？普段はこんなことどうでもいいと思っているのに、おかしいよね？と、自問自答を繰り返し、気持ちが塞ぎ込みそうな時はなるべく家の中からでて、気持ちを明るく保てるように、仲のいい友達に会ったりなどして積極的に働きかけるようにします。何事も、気の持ちようではないか？と思うのが私の信条の根底にあるので、ホルモンの叫びに踊らされることなく、自分でコントロールすることも大事なような気がします。PMSによる精神的な乱れは、永遠には続きません。大抵数日で去るものなので、その数日間はとにかく楽しく、明るく、ポジティブに自分を持ち上げて行きましょう。