ひどいPMSにはホルモンのコントロールと適度なストレス発散！

排卵日あたりに必ず嘔吐があり、その日あたりから生理が始まる前日までの間なのですが、感情の起伏が激しくなり、それを誰の前にも出さないために必死で隠しとおしていました。それにとても疲れてしまった頃から感情の高ぶりは起きなくなりましたが、ひどく気分が落ち込むことが多くなりました。しかし、生理が始まってから排卵日までは、普通に穏やかな自分で過ごせます。３０代に入ってから急にこのようになってしまい、約２週間おきに起こる極端な変化に疲れきって、辛くて、いっそのこと消えてしまいたいと思うほどになりました。とにかく、どうしようもない落ち込みで人に会うことも億劫になり、家族との時間も無理に明るく振る舞うことで自分をカバーすることが大変なストレスでした。

まずは、市販の漢方薬から始めてみましたが、効果が現れず、婦人科へ相談に行きました。PMSの診断を受けて、経口避妊薬を処方していただいて、ホルモンバランスを穏やかにすることと、排卵を止めることで徐々に極端な落ち込みは無くなっていきました。そして、PMSが起こる期間には趣味に没頭するような時間を作り、PMSの症状から意識を遠ざけるように心がけたり、アロマキャンドルの光の中で入浴して身も心もリラックスさせてからベッドに入って十分な睡眠をとったりして、極力ストレスを発散させました。そうしているうちに、身体が経口避妊薬にも慣れてきて、激しい落ち込みも無くなり、今ではあの頃が嘘だったかのように毎日が穏やかです。