PMSと上手にお付き合い★人間関係もスムーズにする方法

生理日2週間前になると、普段は普通に流せていたり、気にならないことが、急に気になりだします。たとえば友人や家族の些細な発言や態度から、「あの人は私のことを悪く思っているのではないか」などと勝手に推測して傷ついたりします。相手の都合や状況などを配慮に入れるような客観的な視点が、急に持ちづらくなってしまいます。推測を真実だと思い込み、その本人に向かって「自分を悪く思っているのではないか」という視点から八つ当たりをされ、敬遠されることもしばしばありました。家族に対しては、家を散らかしたり、家事を手伝わなかったりされると、必要以上に怒り、普段ではありえないような大ゲンカに発展します。これが生理が開始すると、嘘のように消え、自分のしたことに激しく後悔する。そんなひどいサイクルが続きます。

精神状態に大きな影響を及ぼす、ツライPMS。
小さなことでもついくよくよしたり、イライラしたりして、時には人間関係にも支障を来してしまうほど。
出来れば薬に頼らず、上手に付き合っていきたいものです。
それにはまず、自分自身の体のサイクルを知り、PMSの時期を察知することが大切です。
その方法ですが、一つは基礎体温を測り、排卵期が終わり高温期が来た時に「そろそろPMSが来るな」と判断することです。
もう一つは、おりものの状態です。普段のおりものの状態をチェックし、「おりものが多くなってきた」「汚れるようになってきた」と思ったら、そろそろPMSが来る、と判断します。
時期を察知したなら、精神状態が荒れるであろうことを認識し、出来るだけ精神状態を安らかな方向に持っていきます。
なるべくリラックス出来るよう、睡眠環境を良くし、刺激になるものは避けます。食べ物にも気を付けます。
可能なら、家族にPMSとは何であるか、その時期はどうなってしまうかを話し、理解を得ます。
自分がPMSの時期にどうなってしまうかを受け止め、そのうえで対策することがとても大事になってくると思います。