まわりの環境を整えて、PMSを乗り切ろう?

PMSに悩まされていたのは30代半ば、産後しばらくたって、このイライラ・倦怠感・不安感はPMSによるものでないのか？と自覚しました。そのような不安定な感情に支配されるのは決まって生理前の一定の時期に襲ってきていたからです。

私の場合は「イライラ・倦怠感・不安感」に苛まれました。このような状態に陥るとどうなるかというと、夫にはイライラ感情むき出しで接するため、夫婦関係がギスギスとしたものになっていきました。そして子供には普段なら受け流してあげられるはずのかわいい悪戯に対しても、いちいちヒステリックになり怒ってしまうということになり、毎日が本当につらかったのを覚えています。また、不安な感情に支配されることが多かったため、どうしても物事に対して否定的に捉えてしまいがちになってしまいます。例えば、ママ友への接し方のことで悶々としたり、子供への接し方について行き詰ってしまいこれまでしてきた自分の子育てに自信が持てなくなってしまったり。

まずは周りを味方にすること。そして、環境を整えること、この２点が大事です！PMSを自覚した私は、症状が軽減するようまずは夫に理解を得てもらいました。少しでも自分のことを分かってもらえる人がいるのは心強いです。自分の好きなことをさせてもらえる時間を夫に捻出してもらい、マッサージサロンへ行ったり、料理教室に行ったりと、自分だけの時間を作ったらマイナスの感情に支配されることが少なくなりました。そして、環境を整えること。これは、自分はどんな場面や状況でイライラしてしまうのかを客観的に見つめ、それを少しでも排除するということです。私の場合はモノが散乱しているようなカオス状態の時にイライラ感情がやってきて怒りがちになることが多かったので、一日のうちの手が空いた時間にお片付けをしたり、またはスキマ時間を有効に使いモノが散乱した状態をできるだけ少なくしました。我が家には散らかし大魔王がいるため常に片付いている状態とはいきませんが、リセット時間を設けるとやはりスッキリとした気持ちになれました。その他の点でも自分の周りの環境を整えることで、自分自身と向き合えたような感じになり、症状がやわらいでいったのだと思います。

PMSで悩んでいる人がもし周りにいるなら、状況が許す限り悩んでいる状況を聞いてあげて気持ちを受けとめてやってください。少しでも自分のことを理解してくれる人がいるのは嬉しいことです。また、生理前の一定の期間はどうしても体調がすぐれないことが多くなるため、あらかじめ頼っていいからね、などと助け舟を出しておくのもいいと思います。また、本人は気づいていないものの、確実にこんな状況でイライラしがちになっていると周囲の人たちが解っているのであれば、周りの人たちが環境を整えてあげてみるのもいいかもしれません。一つ一つ環境を整えていくと、確実に感情は落ち着いたものへと変わっていくと思います。あなたの一歩が、救いの手になります。