女性がつらいのは生理中だけじゃない。生理中よりも生理前がつらい

大学を卒業後仕事についてからです。一人暮らしも始めました。塾講習という職業柄、夜中まで働き昼前に仕事に行くという不規則な生活をしていました。その頃から生理前に体調を崩すことが多くなりました。36で妊娠するまで症状に悩まされました。子供を産んでからはかなり症状は軽くなっています。

一番悩んだのは生理前二週間くらいから始まる体重増加でした。一人暮らしを始めてから食生活が乱れ、学生時代よりも7キロ近く太っていたので、かなり体重のことを気にしていて、生理前体重が増加することに極度のストレスを感じていました。

２、次に悩んでいたのが頭痛、かたこり、吐き気です。時にはめまいもありました。やはり生理前２週間くらいからこれらの症状が出始めます。

３、精神的に不安定になる、ちょっとしたことですごくイライラする。
後ろに誰かが立っているだけですごく頭にきてしまうほどイライラしてしまうことに悩んでいました。いつもは気にならないことも、すごく気になったり、他人からの何気ない言葉にひどく傷つき落ち込んでいました。

まず始めに私がしたことは産婦人科を受診したことです。いろいろネットで知識を集め、有効な治療法か産婦人科で受けられるとの情報を入手したのです。どのような治療法をするのかなどについては全く知りませんでした。私が行った産婦人科では避妊薬のピルを使うことによって、ホルモンの増減を抑え、それで症状を緩和するとの説明を受けました。ピルを飲み続けることに強い不安がありました。また副作用に太りやすくなる、頭痛、肩こりなどの症状がみられると説明を受けました。一番気にしているのが体重増加だったので副作用の話を聞いて、ピルを飲むのは断りました。ホルモンの量を調整するというのが怖かったです。
次に、母親に相談してみました。すると薬局で漢方薬を買って試してみてはどうかと言われました。薬局に行くとたくさんの漢方薬がありました。効能をみていると、生理前の症状でお困りの人にとかかれているものを見つけました。効能としてはむくみを抑える、頭痛、肩こりなどの緩和とありました。私は一月試してみることにしました。漢方薬を飲むようになって尿が少し出やすくなりました。体重はやはり２～３キロは増えましたが、むくみが以前より緩和されたのです。漢方薬は生理前つらい時に飲み続けました。

PMSは自分ではコントロールできない状態になるつらい病です。本人はふさぎこんでいます。できればそういう時期はそっとしておくか、体調を気遣うなどの心遣いをしてもらえると、すごくありがたいです。考えすぎと思われるかもしれませんが、体重増加やむくみなどは女性にとってはすごく重要な問題です。顔がむくんでるね、とか太ったんじゃない？とか言われるとすごくつらいので、外見のことには触れないでほしいと思います。
また生理前はすごく精神的に不安定になっていて、イライラしています。ちょっとしたことにも、つっかかっていくかもしれません。生理前は女性は神経質になる人が多いということを心に留めていただけたら、ケンカに発展しにくくなると思います。