痛くなる前に！！兎に角冷やさない！！で生理痛改善

中学生の頃から毎回１〜２日目が酷い生理痛で、全身動き出来なくなり、毎月一度は保健室へ。
大学生になってからは救急車で搬送された事もあり、それを機に大学病院の婦人科へ通うようになりました。
そこで鎮痛剤を変えてみたりしましたが、効果が見られず中用量ピルへ（低用量のない時代でした）。
ピルを使っている間は生理痛も軽減しましたが、仕事を初めて病院に通い切れなくなり、数年放置したらまた酷くなっていきました。

痛みの酷い時は出血量も多く、２ｃｍ大の塊が混じる事もしょっちゅうでした。
婦人科に通うまでは市販の鎮痛剤もそれなりに使用していたつもりでしたが、酷い時は痛みの余り飲んだ鎮痛剤ごと嘔吐してしまうような状態でした。

近場の婦人科に場所を変えて低用量ピルを試した事もありましたが、体質に合わず断念。
年齢も上がり、ピルの副作用が気なり出したので、兎に角「温める、冷やさない」に注意して、なるべく薬に頼らずに対応して見る事にしました。

まず手始めにやってみたのは貼るカイロです。
毛糸のパンツ、は定番アイテムですが、酷い冷え性の自分は一旦冷えてしまうと自力で発熱出来ないので、毛糸のパンツでは温まれません。
ですので、積極的にカイロで発熱です。
もう容赦なく、腰とお腹に貼ります。
場所は自分の程よい場所を見つけないと、熱くなってしまうので加減が必要ですが、「熱くなり過ぎちゃうかも？」とは考えず、とりあえず絶対冷やさない！！です。

あとは、冷やさない対策として布ナプキンの使用です。
普通のケミカルナプキンに使われている高分子吸水体はアイスノンと一緒、と言うのを目にして、そんな馬鹿なと思いましたが、布ナプキンしてから痛みは軽減しています。（かぶれが減るのも実は良い点だと思いますが）
慣れるまでは一癖も二癖もあるアイテムですが、万策尽きたら試してみる価値は十分にあると思います。

そしてひたすら温めと、あとは要所要所で鎮痛剤の使用も大事だと思います。
使わないに越した事はありませんが、使わず我慢して症状を悪化させても無意味ですし、温める事で使用量は減らせます。

そしてすべての対策で一番大事な事は「痛くなる前に」です。
温めるのも、鎮痛剤を使うのも、極大の痛みが来てからでは間に合いません。
ちょっとでも危ないと感じたら、「様子を見よう」と思わずに自分の体質を見極めて先手先手で行くのが一番の対応だと感じています。