PMSのあらゆる不調をアロマテラピーで改善♪

実際にその症状があった時には、それがそれがPMSが原因だとは思っておらず、後から振り返ったときに「あ、PMSだ！」と気付いたことがあります。当時、私には一緒に暮らしていた彼がいて、付き合いは長かったものの、毎日仲良く楽しく暮らしていました。私は、彼のことが大好きで、一緒にいれるだけで嬉しかったのです。ところが、そんな彼とも喧嘩してしまうことがあり、そんな時は「どうしてこんな人と一緒にいるんだろう、もう嫌だ、すべてが嫌だ。将来に希望も見えない」と、とても暗い気持ちになってしまうのです。そうです、それがPMSでした。毎月毎月なんでこんなに喧嘩になってしまうんだろう、そう思って大喧嘩となってしまった日を手帳に記録してみたところ、そのすべてが見事に生理3~5前だったのです。PMSというと生理痛など身体の痛みというぐらいの認識であったため気付きませんでしたが、理由のないイライラや精神的な落ち込み、時期的に考えてやっぱりPMSだったのだと思います。

まず、PMSというものをきちんと調べ、そろそろ来るな、と心の準備をするようにしました。すると、やっぱり生理3~5日前になると朝から「なんか嫌だな、やる気が出ないな」と思う日が来るのです。そんな時は「これはPMS、数日を乗り越えれば、またいつもの元気な私になる」と自分に言い聞かせるようにし、お風呂にゆっくり浸かったり、散歩をしたり、なるべくリラックスして過ごすように心がけました。それだけで、気分の落ち込みという症状は随分改善されたように感じます。そして何より効果が大きいと感じたのがアロマテラピーでした。クラリーセージという精油が女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをするため、PMSの症状緩和に有効と知り、生理前に積極的に使うようにしました。具体的には、生理予定日5日前など気持ちの落ち込みがある前に、アロマディフューザーを焚いたり、ティッシュなどに垂らして持ち歩くといったことです。クラリーセージを使用しはじめて数カ月後、ふと、そういえばもうずっと彼と大喧嘩をしていないな、と気付きました。理由なくイライラしたり落ち込んだり、ということがなくなっていたのです。