冷えは万病のもと！体を冷やさないことが最初の一歩

生理前の腹痛、胃痛、頭痛、腰痛はもちろん、一番ひどい時には腹痛と吐き気のあまりトイレの中で倒れこみ、小一時間ほど身動きが取れないこともありました。私の場合、それら一連の不調が生理に起因するものであるということに気づくまでに時間がかかり、20代後半から苦しみ始めたにも関わらず、具体的に対処し始めたのが30代半ばと、だいぶ遅いスタートになってしまいました。また年をとるにつれ生理前だけでなく、排卵前後の時期まで体調不良に苦しめられるようになり、ほとほと困り果て、本気で自分の体と向き合わなければいけないという覚悟をさせられるに至りました。妊活のためにつけ始めた基礎体温はガタガタ、手足は夏でも冷え冷え、運動不足で体力も筋肉量もないという最悪な状態だったので、今考えれば不調も当然といった感じでした。

女性は冷えが一番良くないというのは知っていながら、締めつけを嫌い室内で靴下を履かないという悪癖を放置し続けてきたので、まずはそこから直し始めました。丁度夫の転勤で寒冷地に越したこともあり、とても裸足でなどいられないという環境に置かれて嫌でも全身厚着の生活にシフトしたことも幸いしました。
だんだんと足先の冷えが緩和されるにつれ、腰痛も少しずつ楽になり始め、トイレでうずくまるようなひどい生理痛は明らかに減りました。またホルモンバランスを整える市販薬も飲み始め、豆乳や納豆を積極的に摂るなどの食事療法も始めています。そして最大の問題だった筋力不足の体については、毎夕方に長い急坂を含む30分ほどのコースを早歩きするウォーキングを開始し、疲れやすかった体が少しはマシになりました。おかげさまで今ではガタガタだった基礎体温がきれいに整い始めています。