その日が近づくと、必ず用意していたものです

大昔のことになりますが、生理がはじまって、しばらくしてから、非常に憂鬱な痛みに毎回悩まされていました。はじめは病気ではないんだからと自分に言い聞かせて、我慢し、学校に行っていましたが、だんだんとごまかせない痛みになっていました。おもに腹痛と少し腰痛でした。どよーんとした強い痛みで身体がだるく、生理がくるのが非常に憂鬱でした。高校生のときには、生理中だったのですが、デパートのトイレで気分が悪くなり（おそらく貧血になっていたと思われます）デパートの医務室に運ばれたこともありました。体育の授業は生理の時はかならず休んでいたと記憶しています。そしてある時からは、毎回ではありませんでしたが、生理痛が酷いときは学校を休むようになっていました。

前の質問で書きましたが、デパートの医務室に運ばれたとき、生理痛が非常にひどいことを伝えると、医務室の方から「とにかく温めること」を勧められました。その当時すでに使い捨てカイロがありましたので、夏でもカイロを下腹にあてるとじんわり痛みが少しおさまりました。どーんとした痛みから解放されていたので、かならず生理が近づくとカバンに準備していました。大学に進んでも生理痛自体は改善されず、毎回つらかったので、いよいよ婦人科を検診しましたら、ホルモン治療を勧められました。しばらくその治療を続けましたが、結局大きな改善にはつながりませんでした。そして結局生理のときに鎮痛剤（ロキソニン錠）を服用するという対処療法に落ち着きましたが、温めることはずっと続けていました。