テニスボールが2個あれば、クセになるほど軽快になれる

シレジレとねじり上げられるような下腹部痛です。
数年前に、いつにも増して激烈な生理痛に襲われた時があって、その時は何度も床にしゃがみ込むほど痛かったです。脂汗が出て吐き気も少しありました。出血が10日経ってもスッキリ終わらなかったので、さすがに産婦人科を受診しました。すると検査の結果、チョコレート嚢腫という卵巣の病気である事がわかりました。
10cm大に大きくなっていて、いつ破裂してもおかしくない、と。
「コレは相当痛かったはずだけど…」と言われたので「生理痛はずっと昔からなので、最近ちょっとひどいな、くらいに思っていて」と答えました。
すると先生が「痛い、という事は体からのSOSなんだから診てあげないと。ここまでほっとくから手術しかないよ」と言われました。
その言葉を聞いて、初めて自分の体に対して「ゴメンね」という感情がわきました。

無意識に いつもツボを刺激しています。
一番即効性があって「キクな」と感じているのは、テニスボール指圧法です。
まず、テニスボールを2つ靴下に入れて、自分は仰向けに寝ます。そして骨盤の上の方、背骨の接続部分の辺の左右にボールが当たるように挟み込みます。下が床だと刺激が強すぎるので、薄手の敷布団くらいの上がちょうどいいです。
テニスボールの間隔を微調整して、骨盤にズシンと響くような刺激がくる所に当たるようにします。私の場合は、テニスボールはピッタリくっ付いた状態で、ちょうどいいツボに当たります。
10分くらい刺激しながら横になっていると、腰の重い疲れもずいぶん楽になりますし、下腹部痛もマイルドになります。生理痛がひどい時は、このツボ押しと同時進行で、下腹部の上にホットタオル(服が湿気ってくるのでビニール袋に入れて)を乗せて、腹部をじんわり温めます。