中と外から温める！ダブルで痛みから気を逸らす

PMSとしては，意味もなくイライラしたり，無性に悲しくなって涙が出る。普段は何とも思わないようなことで，人の敵意を感じたり，自分が情けなくなったり，将来が不安になったりして，何も手につかなくなる。人との関わりが面倒になり，ついそっけなくなったり，自分の殻に閉じこもりがちになる。悲観的になり，マイナス面ばかり考えて文句ばかり言う。生理が始まる２日前くらいからときどき下腹部に鈍痛がある。生理が始まってからは，子宮の収縮の痛みで立っていられず，思考も難しくなる。痛み止めを飲まないと眠ることもできないほどの痛みがある。また，寒気が感じられ，普段より厚着をしても体調が優れない。食欲もなくなり，特に冷たいものが食べられない。

お腹にホッカイロを貼るとかなり痛みが軽減されます。人間は，痛みの感覚よりも，体感温度の感覚の方が優先して脳に伝わると聞いたことがあります。熱い，冷たい，という感覚の方が，痛い，という感覚を上回って脳に伝わるのです。そのため，痛みを感じながらも，温度感覚に訴えかける対処法をとると，痛みの感覚が薄れます。生理の場合は，元々体が冷えやすくなっているところなので，温めるのが有効です。外的に対応する貼るホッカイロや腹巻だけでなく，内部から温めるのも効果がありました。激しい運動は難しいですが，歩いたり，軽いストレッチや筋トレをして，血行がよくなり，体がポカポカしてくると，痛みが薄れていることに気づきます。気持ち的にもポジティブに向かっていきます。