生理が無く腹痛が続く!何が原因?【大変な病気の前兆かも!】
2016-06-11(土) 婦人病に関するコラム
生理がこない腹痛を経験した事がある人も多い事でしょう。
そんな腹痛でも「お腹が痛いけど少し生理が遅れているのかな」と慣れてしまっていると、痛みを放置してしまう人もいるかもしれません。
しかし、生理がこない腹痛がある時、気を付けなければならない時もあります。
女性特有の病気の可能性がある場合
女性特有の病気原因で腹痛が起こる場合がいくつかあります。
まず、一つ目が「子宮内膜症」です。これは子宮の内膜に炎症が起こる病で、何かしらの原因により、細菌が子宮内に入り込んでしまった時に起こります。
子宮内膜症を放置しておくと不妊の原因になる事がありますので注意が必要です。
二つ目に「子宮筋腫」が原因の時です。
これは子宮の筋肉部分に出来る良性の腫瘍です。小さい物であればさほど心配はありませんが、大きな筋腫になる場合もありますので、下腹部の痛みは張りが続くようであれば病院で検査してみる事をお勧めします。
三つ目は「卵巣腫瘍」です。
子宮にある卵巣に腫瘍が出来る事を卵巣腫瘍と言い、ほどんどはどちらか一方のみの卵巣に起こります。良性、悪性、良性と悪性の中間的なものがありますが、卵巣腫瘍も下腹部痛や腹部の膨張感など感じたりします。
四つ目は「子宮外妊娠」です。
子宮外妊娠は子宮腔以外に受精卵が着床してしまう事を指します。我慢できない程の激しい腹痛が起こった場合はこの子宮外妊娠の可能性もあります。
五つ目は「骨盤腹膜炎」です。
子宮や卵巣は骨盤腹膜によって守られていますが、この骨盤腹膜に炎症が起こった状態を骨盤腹膜炎と言います。性行為で感染するケースが多く、子宮内膜症が重くなり骨盤腹膜炎になる場合もあります。
内臓(胃腸、肝臓、膵臓)が原因の時
生理来ない腹痛がある時、内臓が原因の場合があります。
可能性が考えられるものは、「虫垂炎、急性胃腸炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆のう炎、急性すい炎、膀胱炎、大腸がん(盲腸、結腸、直腸)、胃がん、劇症肝炎、腸捻転、腸閉塞」などです。
これらは、腹痛と吐き気、下痢などの症状がでる事がありますが、生理前の症状なのか、卵巣や子宮が原因なのか、内臓が原因なのかは医師でないと分かりませんので、生理こない腹痛がある時は早めに病院に行くようにしましょう。
卵巣や子宮、内臓以外が原因の時
月経前に来る腹痛の場合はあまり心配がありませんが、女性に多い下腹部痛の原因が「便秘」です。何日も便が出ない、もしくは出ているつもりでも腸内環境が悪かったりするとお腹がポッコリ出てしまったり、下腹部に我慢出来ないような痛みを感じる事があります。
また、食中毒などが原因で下腹部痛に激しい痛みを起こすことがあります。食中毒の時も吐き気、嘔吐などが起こります。
生理がこない腹痛がある時は病気が隠れている場合もありますので、腹痛がなかなかおさまらない場合は早めに病院で検査を受けましょう。
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