月経前緊張症ってどんなもの?チェックしてみよう
2016-04-30(土) 婦人病に関するコラム
生理の前になると、様々な不調を感じる女性は少なくありません。
不調が生理が始まると徐々に収まるという場合、月経前緊張症になっている恐れがあります。
月経前困難症やPMSとも言われる症状で、排卵から生理が始まる約2週間程度の間に、身体的・精神的な不調を起こす点が特徴です。中には仕事を休んでしまうくらいに、体調が悪化してしまうケースもあります。
まずは、どのような症状が起こるのか、チェックしてみましょう。
身体的な不調
月経前緊張症は女性ホルモンバランスが変化する事で起こる症状です。女性は卵巣から卵胞ホルモンと、黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが分泌されます。排卵すると黄体ホルモンの分泌が増え、子宮内膜を厚くするなど妊娠しやすい体作りを行います。
この時、女性ホルモンのバランスが変わってしまう事や、黄体ホルモンの分泌量が多すぎたりすると、体に様々な不調が出やすいのです。
身体的な症状としては下腹部痛や腰痛、頭痛や吐き気、むくみやバストのハリ、ニキビなど肌荒れが起こりやすくなる事などが挙げられます。このように、月経前緊張症の身体的な不調は多岐にわたるのが特徴です。
下腹部痛や腰痛、吐き気などは生理の前になると、プロスタグランジンというホルモン量が増える事で起こります。プロスタグランジンは子宮を収縮させ、経血を排出させるホルモンです。このプロスタグランジンが増えすぎてしまうと、子宮や胃や腸の周りにある筋肉が収縮してしまい、痛みや吐き気を感じやすくなります。
また、女性ホルモンバランスが変化し、自律神経が崩れる事で頭痛を感じやすくなるとも言われています。
精神的な不調
月経前緊張症は人によって、身体的な不調より精神的な不調が起こりやすい点が特徴です。
いつもよりもイライラする、強い不安感に襲われる、やる気がでない、集中力が欠けるなどの症状が起こりやすくなります。また、寝つきが悪くなったり寝ても寝ても眠いなど、睡眠障害が起こるケースも少なくありません。
生理前だけ家族や恋人、友人などと喧嘩をしてしまいやすいという場合、月経前緊張症を疑ってみましょう。
月経前緊張症の対策法
月経前緊張症を緩和する対策法としておすすめなのが、体を温める事です。
体が冷えるとプロスタグランジンの量が増え、痛みを感じやすくなります。
また、体を温める事によってリラックス効果が生まれる為、イライラ感など精神的な不調も抑える事ができるでしょう。
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