子宮頸癌を発症する!ヒトパピローマウイルス(HPV)
2016-01-19(火) 婦人病に関するコラム
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸癌を発症する原因となるウイルスです。
性行為により感染すると言われていて、このウイルスは子宮頸癌を発症している人のみならず、健康な人の子宮からも採取されるものです。
多くの場合は自然に排出されるのですが、このウイルスが滞留してしまう場合もあります。
今回は、そんな子宮頸癌の原因ともなる、このウイルスについてご紹介します。
ヒトパピローマウイルス(HPV)
子宮頸癌の患者の90%から検出されるのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。
※90%なので、子宮頸癌の全てがこのウイルスによるものではありません。
このウイルスは自然と体外に排出されるものなのですが、排出される前に性行為を繰り返してしまうことで、ウイルスが滞留しやすい環境を作ってしまいます。
その結果、子宮頸癌を発症することになるそうです。
ちなみにこのウイルスは、イボのウイルスの一種で、HPVも合わせると150種類以上ものウイルスが存在しています。
皮膚につくタイプもあれば、粘膜につくタイプもあったりと、種類によって感染経路もさまざまです。
皮膚の接触により感染する
ヒトパピローマウイルスの感染経路は、どうやら性行為に限ったものではないようです。
このウイルスは、皮膚の接触によっても感染するもので、満員電車の中などで他人に手が触れてしまっただけでも、感染してしまうそうです。
その為、約80%もの女性は、知らず知らずのうちに、このウイルスに感染していると言われています。
子宮頸癌は、年間に1万人~1万5千人もの女性が発症しているもので、毎年3,500人もが亡くなっていると言われています。
ちなみに、この病気の患者が多い年齢としては、20代前半が挙げられるようです。
99%は自然に排出されるウイルス
HPVに一度は感染したものの、約99%以上の人は知らない間に、ウイルスが体外に排出されていると言われています。
ただし妊娠前か妊娠中に母親がこのウイルスに感染していて、胎児がそのまま受け継いでしまった場合、出産後に赤ちゃんが病気により悩まされるケースもあります。
※出産後に感染するケースもあるので、いつ感染したかを判断するのは難しいかもしれません。
もし赤ちゃんの喉に感染が見られた場合、喉に大きなイボを作るようになり、呼吸疾患を長期に渡り持ち続けるようで、100回以上もの手術を繰り返すこともあるそうです。
産後1ヶ月間は外に出ない方が良いと言われるのは、これらのウイルス感染から、母子を守るためでもあるのです。
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