子宮頸癌の予防をしよう!HPVのワクチン接種について
2016-01-21(木) 婦人病に関するコラム
子宮頸癌は、癌で初めてワクチンができた、予防できる癌として知られています。
HPVウイルスは感染を繰り返すものなので、子宮内部に留まらないようにするためには、定期的なワクチン接種が必要です。
ちなみに現在は、2種類のワクチンが存在していて、2種類のウイルスによる癌の発症リスクを低下させることができると言われています。
HPVワクチンとは
HPVワクチンは、子宮頸癌の原因となるウイルスに対する抗体を作ります。
このウイルスは性行為により感染すると言われていますが、皮膚感染により肌が接触しただけでも感染するウイルスです。
たとえ感染をしたとしても、多くの場合は自然に排出されるものなのですが、滞留してしまうこともあります。
ウイルスが滞留をしてしまった場合、癌の発症リスクが高まります。
ちなみにHPVウイルスは、ハイリスクタイプ(癌を発症する確率が高いもの)と、ローリスクタイプ(癌を発症する確率が低いもの)とが存在していて、ワクチンにより予防できるのは、このハイリスクタイプのうちの2種類のウイルスです。
ワクチンにより予防できるウイルス
HPVウイルスは、イボのウイルスと呼ばれるウイルスで、このイボのウイルスは約150もの種類のものがあると確認されています。
この中でも、子宮頸癌を発生すると言われているハイリスクタイプは、15種類存在しているようです。
しかし、ワクチンにより予防を行なうのは、ハイリスクタイプ15種類のうちの2種類(16型と18型)のウイルス。
その為、必ずしもワクチンにより予防ができると言うものでもないようです。
HPVワクチン接種の注意点
・ワクチンを摂取したからと言って、16型や18型以外のウイルスを予防することはできません。
・摂取の時点で感染をしていた場合、ワクチンを摂取したからと言っても、既に体内にいるウイルスを排除したり、病気の症状緩和を行なうことはできません。
・ワクチンの摂取は、定期的に行なう必要があります。
・ワクチンの摂取と合わせて、必ず定期的な健康診断が必要です。
・ワクチンによるウイルスの予防効果は、いつまで持続するかは一切わかりません。
この様に、ワクチンを摂取したからと言っても、必ずしも子宮頸癌を予防できるものではありません。
ただし、最近は若い世代の子宮頸癌による患者が急増しているので、なるべく予防は行なっておきたいものです。
ちなみにこのワクチンの摂取は、稀に副作用を伴うケースもあるようなので、婦人科の医師に相談の上、健康な状態で行なう必要があると言えるでしょう。
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