生理前後の症状「子宮内膜症」かも?【症状と治療法について】
2016-07-14(木) 婦人病に関するコラム
生理前後になると、多くの女性が何らかの変化を感じます。少し間だけだからと放っておかずに、生理の症状によっては病院の受診が必要となります。
どんな生理の症状あるのか
生理は女性ホルモンの分泌量が変化することで起こり、約28日周期で大きく変化します。
妊娠や出産のために必要なもので重要ではありますが、生理の症状は様々なものが起こってきます。
女性の約8割が経験していると言われているのが生理前になって頭痛や腹痛、便秘、過食、むくみといった身体的な症状と、落ち込む、わけもなく泣きたくなる、イライラして八つ当たりしてしまうといった精神的な症状が出るPMS、生理中に腹痛や腰痛、頭痛などが起こる生理痛があります。
これらの症状には人によって大きな差があり「なんとなくお腹がはっている」「ちょっと腰が痛い」程度の人や、日常生活をすることが困難になったり、ベッドから起き上がることが出来ないほどつらいという人もいます。生理の症状は多くの人が感じているものだから、と放置しておくと、大きな病気を引き起こしてしまうことがあります。
子宮内膜症って何?
生理の時の激しい痛みを感じている人は、子宮内膜症の可能性があります。
本来、子宮内膜は受精卵が着床し育っていくために子宮の中に出来るものなのですが、何らかの理由で卵巣や骨盤の中に出来てしまうことがあります。
これを子宮内膜症といい、日本国内の患者数は260万人にも及ぶと言われています。
一般の人の生理痛の痛みとの違いは、生理を繰り返すたびに痛みがだんだんとひどくなってくることです。
性交渉の時や排尿、排便時の痛みを感じる人もいます。
閉経を迎えると患者数は減少し、妊娠したことのない女性に患者数が多いと言われています。放置しておくと臓器の癒着が起こり卵子が卵管を通れなくなるため不妊の原因になると言われていて、治療が必要となってきます。
治療法は?
治療法は、薬物治療と手術治療があります。
薬物治療は女性ホルモンのバランスを整えることにより、子宮内膜が厚くなるのを防ぐ方法で、症状が軽度の場合にはピルが利用されることがあります。
手術の場合には年齢や妊娠をしたいかどうか、その時期などを主治医と良く話し合ってからその方法を決めることになります。完治が難しく、一度手術をしても再発をしやすい病気のため、生活習慣の改善などを行って再発をしても進行を遅らせるなどの対策をとらなくてはなりません。
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