ホルモンバランスが乱れてる?生理周期が短いときに考えられること
2016-05-28(土) 婦人病に関するコラム
生理周期は、女性のホルモンバランスの状態を表す一つの大切なバロメーターです。
しかし、思春期の女性は卵巣や子宮の機能が十分に成熟していないため、生理周期が不安定でもあまり心配する必要はありません。
成熟した女性で、生理周期が24日よりも早い場合は注意が必要な場合が多いです。
生理周期が短い場合に、考えられる原因にはどんなことがあるのか、ご紹介します。
女性ホルモンのバランスが乱れている
まず一つには、女性ホルモンのバランスが乱れていることが原因として挙げられます。
体内のホルモン分泌のメカニズムはとても複雑で、脳の視床下部、脳下垂体、卵巣という3つの器官が関係し合って分泌されています。
そのため、どれか一つの器官にトラブルが発生すれば、生理周期が乱れることに直結してしまいます。
ただ、生理周期が24日以内であっても、ほぼ毎回日数が同じで、定期的にくるようであれば、ただの体質という可能性もあります。
しかし、24日以内で生理が早い場合は、念のために病院を受診することをおすすめします。
卵巣の機能低下
もう一つ考えられることとしては、卵巣の機能低下が挙げられます。
卵巣の働きが低下し、排卵が起こらない「排卵障害」が起こると、その影響で生理周期が短くなることがあります。
また、黄体ホルモンの分泌が不十分で、排卵日から月経開始までの期間が短くなる黄体機能不全なども考えられます。
妊娠や出産を望んでいる方は特に、はやめに婦人科を受診して調べてみると良いでしょう。
ストレスや運動不足、食生活の乱れや睡眠不足
最後は、ストレスや運動不足、食生活の乱れや睡眠不足などが原因となっている場合です。
女性ホルモンや生理は、心のストレスの影響をとても大きく受けます。
過度なストレスがかかっている状態が続くと、どうしても生理周期が安定せずに、早まってしまう場合があります。
多くは一過性のものですが、放っておくと大きなトラブルに繋がる場合がありますので、注意が必要です。
気分転換をするように心がけ、温かいお湯に浸かってお風呂で汗をかいたり、運動をしたりして、ストレスをためないように心がけてみて下さい。
一般的に、月経周期が短いというと無排卵月経を心配される方が多いですが、無排卵月経の場合だと、月経周期が39日以上になることもあり、生理がくるのが毎月早い場合は、一概に言い切れません。
周期が短い時は、ホルモンバランスの乱れによるもの、ストレスによるもの、卵巣の機能低下によるものなど、様々なケースが考えられ、心配がいらない場合も多いですが、勝手に判断せずに、心配な場合は一度きちんと婦人科に相談してみましょう。
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