女性ホルモンの乱れが身体に与える影響とは?【不調のタイプ別にご紹介】
2016-08-31(水) 女性ホルモンに関するコラム
女性の美容や健康に大きな影響を与える女性ホルモン。女性ホルモンのバランスが乱れると心身に大きな影響がでます。
では、具体的にどのような影響があるのか紹介していきます。
女性ホルモン分泌量の変化による影響
<生理不順>
女性ホルモンのエストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌が少ないと、無月経・過少月経・過多月経・頻発月経になることがあります。
「無月経」とは性成熟期を迎えた女性に月経がない状態のこと、「過少月経」とは月経血量が異常に少ない状態のこと、「過多月経」とは月経血量が異常に多い状態のこと、「頻発月経」とは生理周期が24日以内で、同じ月に複数回生理が起こる状態のことをそれぞれ言います。
また、過多月経にひどい生理痛もある場合は、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性も考えられます。
<生理痛>
生理中に分泌されるホルモンの「プロスタグランジン」が普通より多く分泌されると、ひどい生理痛になります。
<月経前症候群>
月経前症候群はPMSともいわれ、排卵後に起こるホルモンバランスの乱れによって頭痛・肩こり・腰痛・便秘などの症状が現れます。
他にも情緒不安定になったり、集中力ややる気の低下などの精神的な症状が現れることもあります。
女性ホルモンバランスの乱れによる影響
<不正出血>
ホルモンのバランスが乱れると、子宮内膜が刺激を受けてはがれてしまい、出血することがあります。
<自律神経失調症>
女性ホルモンの分泌をコントロールする箇所は、自律神経をコントロールする箇所と近い位置にあるため、ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響を与えてしまうことがあります。
症状としては、倦怠感・めまい・ふらつき・動悸・息切れ・頭痛や不眠の他、手足の冷えやのぼせ、発汗などが現れます。
女性ホルモン減少による影響
<不妊>
女性ホルモンの「プロゲステロン」が減少すると、排卵後に子宮内膜を妊娠に適した状態に維持することが難しくなってしまいます。
また、「プロラクチン」の分泌が正常に行われないと、受精卵の着床が難しくなってしまいます。
<更年期障害>
加齢による「エストロゲン」の減少により、めまい・動悸・のぼせ・発汗などの症状が現れ、うつ病などの精神的な病気になってしまう可能性もあります。
<肌荒れ・にきび>
女性ホルモンの分泌が減少すると男性ホルモンが過剰に分泌され、その結果皮脂の分泌が活発になり、肌荒れやにきびの原因になります。
このように、女性ホルモンが乱れると様々な不調が現れます。だからといってただ補えばいいというわけではなく、ホルモンのバランスを保つことが大切になってきます。
ストレスを溜めず、規則正しい生活やバランスのいい食事を心がけてバランスを乱さないようにしましょう。
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