生理前の腹痛、PMSそれとも妊娠?【症状の違いについて解説します】
2016-06-23(木) 妊娠・不妊コラム
妊娠を望んでいる女性は、排卵後にいつもと違う兆候があると「妊娠したの?」とそわそわしてしまいます。しかし、妊娠と生理前、全く同じような症状が出ることも多くあります。その症状と予防法についてご紹介します。
生理前の腹痛とは?
生理前に腹痛が起こることがあります。これは生理前症候群と言われていて、ホルモンバランスの変化が原因で起こるものです。
生理は子宮内膜を剥がして体外に排出するものなのですが、その時にスムーズに子宮内膜を排出するために子宮を収縮させます。そのためにプロスタグランジンが分泌されます。
プロスタグランジンは陣痛促進剤としても使われる、子宮の筋肉を収縮される作用があるものです。
さらにプロスタグランジンには痛みを感じやすくさせるという作用もあるため、生理前になるとプロスタグランジンの分泌量が多くなるために腹痛が起こり、その痛みを感じやすくなっていると言われています。
妊娠前の腹痛とは?
受精卵は排卵日の後7日~10日をかけて子宮内膜に着床します。
妊娠初期の9週までの赤ちゃんのことを胎芽と呼びますが、胎芽を成長させるために子宮は大きくなっていきます。その影響を受けて子宮への血流量が増したり、大きくなっていく子宮が他の臓器や骨盤を圧迫することで痛みを感じてしまうことがあります。
また、下腹部が引っ張られるような感じ、チクチクした痛み、鈍痛、生理痛と同じというように痛みと言ってもその人によって感じ方は大きく違います。また、ホルモンのバランスも赤ちゃんを育てるために大きく変化していくため、腸の働きが弱くなって下痢や便秘になりやすくなり、それが腹痛を引き起こしてしまうと言われています。
痛みが出たらどうしたらいい?
妊娠している可能性がある場合には、赤ちゃんへの影響も考えて鎮痛剤でしのぐ、というような方法は避けるようにしましょう。痛み自体は1週間から1ヶ月ほどでなくなったという人が多いですが、長い人では数か月痛みがあったという人もいます。
普段よりも痛みが強い、我慢できないほど痛いような場合には病院で診察を受ける方が良いでしょう。痛みの症状はどちらもの場合でも良く似通っているため、痛みの種類だけで判断するのは難しいことの方が多いと言われています。はっきりと結果を知りたければ、検査薬を使ったり、病院で検査を行って確認をしておくようにします。
気づかないまま普段通りの生活をしていると、超初期と言われる段階で流産してしまう可能性も高くなると言われています。
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