生理周期計算の方法を知ることによるメリットって？

女性であれば成長すると共に生理が始まります。やがては結婚、そして妊娠をし出産もすることでしょう。それでも普段の生活の中で生理と言えば月に一回やってくる面倒なものという認識でいることも多いです。ナプキンを用意して準備するだけでなく、体調の変化にも備えていくことで、健やかにその時期を過ごすことができるのです。

けれども、近年はダイエットや生活環境の変化などによって生理不順になっている女性も少なくありません。妊娠を計画していてようやく生理は大切なものだと自覚して慌てて基礎体温をつけ始めたりすることもあるぐらいです。
妊娠だけでなく、自分自身の体調を把握するためにも生理周期計算をすることで、いつから生理が始まるのか、自分の体の変化を知ることが出来ます。

生理周期の平均って？

一般的に生理周期は２８～３５日ぐらいのサイクルだと言われ続けているので、多くの女性がそれぐらいで来ているものだと思っています。

けれども実際に生理周期計算をしたり基礎体温をつけたりしてようやく、こんな周期で生理が起こっていたのかと自覚することもあります。生理周期計算はそれほど難しくないのですが、正しく把握するためには三回ほどは継続して計算していく事で精度が上がっていきます。

生理周期が分かると何がわかる？

一回目の生理が始まる日から二回目の生理の開始日前日までを一周期とします。一回分だけ確認してもあまり精度はよくありませんので、３～４回ほど同じように生理周期計算を行ってみて、その平均を取る事で概ね自分の生理周期が正しく分かるようになります。

自分の生理周期が分かれば何が分かるのか、と不思議に思うかもしれません。生理日が分かるというだけでなく、排卵日の目安が分かるようになるのです。

女性の生理のサイクルと体調の変化

女性の生理のサイクルは生理が起こる月経期、妊娠しやすい体に整えていく卵胞期、排卵が起こる排卵期、排卵が終わった後の黄体期の４つに分けられます。
一般的な目安で２８日と言われていますが、自分の生理周期をきちんと把握することでこのサイクルも自分の体調に合わせて知ることができるようになります。

基礎体温をつけるとより分かりやすくなりますので、今後妊娠をしたいと思っている人は日頃から自分の生理に関してももっと目を向けてみるといいでしょう。

また、妊娠だけでなく自分の体調の把握にも役立てられます。継続して続けていく中で何か変化があれば婦人科系などの病気の発見が出来ることもありますから、自分を守るためにも生理周期は知っておいて損はありません。