生理前や妊娠初期のつらい眠気!その原因や違いとは?
2016-09-05(月) 妊娠・不妊コラム
女性の場合、生理前や妊娠初期に眠い症状が出る人はいますが、どちらが原因によって症状が出ているのか判断するのは難しいものがあります。
では、生理前の眠気と妊娠初期の眠気に違いがあるのでしょうか。
生理前の眠気の原因って?
女性の身体は排卵が終わると、次の排卵が起こるまでの期間はホルモンバランスが乱れがちな時期です。
特に、生理前は女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が最大値になることで、体や心のバランスにも影響を及ぼし多くの症状を引き起こします。
いわゆる月経前症候群、あるいはPMSと呼ばれる症状で、通常は体温が下がると眠気が出ますが、プロゲステロンの分泌が多い場合には体温が上がることで非常に眠くなります。
それ以外にも、強い眠気を起こす催眠作用があるので眠くなってしまうようです。
強く眠く感じるのは、身体が「休め」とサインを出している合図でもありますので、無理をせずに体を休めるのが良いでしょう。
妊娠初期に眠くなるのはなぜ?
「眠りつわり」とも呼ばれるくらい強く眠くなるのは、妊娠初期に最も起こりやすいといわれていますが、中には中期や後期になっても収まらない人もいるようです。
理由の一つとして、これから膨大なエネルギーを必要とする母体に、エネルギーを無駄に使うことなく備えるために眠くなるのだという説があります。
また、生理前の症状と同じく、おなかで赤ちゃんを育てる準備のためにエストロゲンよりもプロゲステロンの分泌が増えるため、催眠作用や高温になる作用が働き、眠くなる以外にもだるさやイライラ、むくみやほてりなどの症状も増えていきます。
加えて、受精卵が成長するために母体の体内のエネルギーを大量に消費するので、そのために自分では気づかないうちに疲労がたまったり異様に眠くなったりすることが考えられます。
生理前の眠気と妊娠初期の違いは?
結果的に、生理前の眠いのと妊娠時の眠い状態もプロゲステロンの作用によるものであるため、あまり違いはないといえます。
ただ、お腹に赤ちゃんがいる場合は、基礎体温が37度ほどあって低温期がなく常に高温状態にあります。なので基礎体温を付けていれば、どちらの原因によって眠いのか区別がつきやすいといえるでしょう。
生理前の眠い状態は、生理が始まって終盤頃になると落ち着いてきますが、お腹に赤ちゃんがいる場合には常に何となく眠いという状態が続きますので、1週間以上過ぎても眠いのが改善されない場合には産婦人科で検査を受けるのが良いでしょう。
症状だけで判断するのはかなり難しく、もし万が一お腹に赤ちゃんができたとしたら仕事の引継ぎや産休などの準備もあると思われますので、いつもと違う感じがしたり早くどういう状態なのか知りたい人はやはり医療機関で診てもらうのが望ましいといえます。
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