避妊薬「低用量ピル・マーベロン」の服用方法と困った時の対処法とは?
2016-08-27(土) ピルの基礎知識・種類など
「低用量ピル」とは、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンが含まれたホルモン剤です。
こちらの薬は、継続して服用することでほぼ確実な避妊が可能となります。
目的は多岐にわたる
低用量ピルは経口避妊薬とも呼ばれており、望まない妊娠を防ぐことができます。
飲み忘れがあると、効果が薄れるので注意が必要です。
また、低用量ピルは避妊効果の目的服用として一般的に有名で知られていますが、これの効果だけに限りません。
継続して服用すると、月経周期が一定になり、生理不順が改善されます。また月経痛が緩和されたり、PMSと呼ばれるイライラや頭痛などの症状が起こる月経前症候群などの治療にも使用されます。子宮内膜症や卵巣がんリスクの軽減にも効果があります。
低用量ピルを服用することにより、自身の月経リズムが分かるので、仕事やプライベートの予定が立てやすくなることもメリットです。
低用量ピルの服用方法
低用量ピルは、28日を1クールとして数えて、1日1回1錠を、決まった時間に服用します。
21日間はホルモン剤の含まれたものを服用して、残りの7日間は休薬とします。
また、低用量ピルは、ホルモン剤の含まれた21日間の服用中、体ホルモンと卵胞ホルモンの配合量が一定で変わらない「一相性」と、配合量が異なる「二相性」と「三相性」の段階型のものがあります。
段階型のものは、配合量が異なるので、必ず決められた順番に服用する必要があります。
マーベロンについて
低用量ピルの種類の一つにマーベロンと言われる薬があります。
マーベロンは一相性タイプのもので、ホルモン量は一定の量なので、飲む順番を間違えて困ったとしても問題なく効果が期待できます。
しかし、飲む順番を間違うなどで偽薬をうっかり服用すると効果が落ちたり、不正出血が起こる可能性があるので、定められたとおりに服用することが大切です。
また、マーベロンなどの一相性のものは、三相性のものに比べて、副作用として不正出血が起こりやすいとされています。
マーベロンの服用を忘れた場合は、気づいた時点で1錠服用しましょう。丸1日服用を忘れた場合の緊急時対処法は、1回2錠服用することで効果の持続が期待できます。
低用量ピルは婦人科などの医療機関で処方が可能なので、服用を希望される方は病院に受診しましょう。
しっかりと相談したうえで、自分に合う低用量ピルを処方してもらうことをお勧めします。
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