月経関連偏頭痛ってなに?予防と対処法
2016-05-27(金) PMS「基本のき」
月経関連偏頭痛は、生理や排卵日前後にホルモンバランスの影響によって生理の2日か3日前に必ず激しく頭が痛む症状が定期的に起こる症状のことです。
これは生理周期を生み出している女性ホルモンの1つ「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の血液中の血中濃度が低下するタイミングで、脳に刺激し頭の激しい痛みを起こす引き金になってしまうのです。
場合によっては生理の度に毎月頭の痛みを起こす可能性もあり、生理の度に生理痛が起こるのと同じメカニズムなので厄介者です。
月経関連偏頭痛の特徴
明確な特徴としては、通常の頭痛に比べ痛みが強く、持続性も長いことです。また個人差はあるものの先ほど述べたように生理の周期ごとに毎月起こってしまう人がいる場合もある点があります。人によっては吐き気を伴うほど重症度が高くなるケースもあります。
また生理痛や頭痛に効果的な市販の鎮痛剤ではあまり効果が期待できないのも特徴のひとつで、ただ単に「頭が痛いから。」と言って市販薬を飲んで様子を見ていては悪化する可能性もあるので、長く痛みを感じる場合は早めの医師の相談が必要です。
その際に医師に伝える方法として、また普段から自分の健康状態を自己管理するという意味でも、3周期分を目安に生理周期と頭の痛みの発作を記録し、日記として持参するのが大切です。
予防と対策
また生理の2日前と3日前に限定して起こる場合を「純粋月経時偏頭痛」、それ以外の時にも時々起こる場合を「月経関連偏頭痛」という基準判断もあるので、生理がくることが恐れるほど憂鬱になってしまう前に、きちんと医師に相談し的確な判断・対処がやはり重要です。
予防法としては十分な睡眠・栄養バランスがとれた食事・適度な運動を心がけホルモンバランスの分泌を整えることが大切です。
また過度のストレスや過剰の飲酒などはホルモンバランスを崩し、生理痛などの痛みの原因にもなるので避けましょう。
おすすめの食事
食事に関してはレバーやホウレン草などに含まれる鉄分、大豆類・海藻・魚類などに多く含まれるマグネシウムなどは貧血予防や生理痛の軽減にも役立ち、生理による頭の痛みへの軽減にも効果的なので、バランスよく摂取できるように上手に食事メニューに取り入れることも大切です。
また貧血を起こさないように体を冷やすことは避けましょう。湯船にしっかりと使った入浴、寝る前にジンジャーティーなどを飲んで体を温めるのも予防法の一つです。
また月経関連偏頭痛になってしまった場合の対処法は、首や肩のストレッチをしてほぐしたり、ストレッチをして後頭部や肩・首などをよく温めることが大切です。
光や音などの刺激で余計に痛みが増すので、静かな場所で安静にし、ずきずきと痛む場合は保冷剤や冷たいタオルを当ててゆっくり体を休めるのが一番効果的な対処法です。
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