気になる生理のしくみ！経血が数日かけて排出される３つの理由とは？？

『経血が数日に渡り出てくるのは何故？？』と疑問に思うことはありませんか？
3日で終わる人もいれば一週間かかる人もいる生理周期！！

今回はこの当たり前の様になってしまっている、生理周期についてご紹介します。

経血が流れる日数について

生理で経血が流れ続ける日数は、人それぞれですよね！！
一度の生理が3日程度で終了してしまう人もいれば、2週間程度かかってしまう人もいるようです。

しかしどうして経血はこんなにも時間をかけて、ゆっくりと排出されることになるのでしょうか？？

生理完了までに1週間程度必要な３つの理由

実は一回の生理で出る経血の量と言うのは、生理が始まった時には既に決まっているのです。
しかしこの経血は子宮内の形により、流れやすく排出されやすい場合もあれば、流れにくくなかなか排出されない場合もあります。

またホルモンの分泌量により血液量が増減して、普段より多少日数が長引いてしまったり、短い日数で終わってしまったりすることもあります。

ちなみに子宮口が狭い人は、経血の通りが悪くなるので、排出しにくい状態になります。

子宮は収縮を繰り返して経血を押し出そうとするのですが、子宮口が狭すぎるがために上手く排出することができず、激しい生理痛を伴いながら、生理完了までの日数を必要としてしまうのです。

生理完了までの日数は出産後に大きく変化する

一度終わった様に感じた生理が、数日後に再び経血を排出し始めて、また生理が始まってしまったことってありませんか？？

これは子宮から上手く排出されなかった経血が、まだ子宮の中に残ってしまっている場合に起こってしまう現象です！！

単に残っている経血を排出しているだけのことでも、生理が終わってすぐに再度出血し始めて生理が来た様な印象を受けると、大変不安を感じる人は多いことでしょう。

しかしこれは上記理由によるものの場合が多く、特に他に変わった様子が無いのであれば心配する必要はありません。

また子宮口がもともと狭い人で出産を未経験の人は、子宮口がストローの穴よりも狭いと言われています。
しかし出産の時に子宮口が大きく開いてしまうと、その後は以前より少し開いた状態を保つことになるので（子宮口が完全に元通り戻りきることはありません！！）、生理痛が思いの外和らいだり、生理が以前よりも短期間で完了する人が多くなります！！

生理完了までに日数がかかりすぎていた人でも、出産を終えると一気に改善されるようになるのは、この為なのですね(^^♪