もしかしてＰＭＳ？生理前に起こりやすい症状チェッカーＰＡＲＴ１

あなたは、生理前に体調を崩しやすい人ですか？
生理前に体調を崩しやすい人は、PMSと呼ばれる月経前症候群に陥ってしまっている人かもしれません。

生理は長い付き合いになるものなので、生理前にこれからご紹介する症状が出るという人は、PMS対策を行なっていきましょう。

無性に腹が立つ時期がある

PMSの一つに、無性にイライラして腹が立つというような症状があります。
普段は温厚な人でも、この時ばかりは人が変わってしまったかのように、イライラしていることを周囲が感じとるほどです。

PMSの症状は一般的に、精神面に不調をきたすものと、身体面に不調をきたすものの2種類が存在しています。
この不調の中にはさまざまなものがあり、その中の一つがイライラするというものだそうです。

何気なく過ごしていると自分でも気づかない心の変化。
しかし、カレンダーに生理のリズムを記載するようにしてみて、無性にイライラした日にカレンダーを見るようにすると、生理によって引き起こされているものなのかどうかの判断が、簡単におこなえるようになります。

PMSなのであれば、対策をしっかりととっていかなければいけないので、是非一度あなたもチェックされることをおすすめします。

無性に悲しくなってしまう

とくに身辺の変化を感じず、順調に楽しく過ごす日々。
仕事も私生活も幸せいっぱい！
なのに、何故か無性に悲しくなってしまう時がある。

急に感動系の映画を見て、無性に泣きたくなる時期がある。

女性の話しを聞いていると、後者のような『何かを見て泣きたくなる時期がある』という話しをよく耳にします。
これももしかすると、PMS症状なのかもしれません。

PMSでは、憂鬱な気分になったり、何もないのに悲しくなったりするというような心の変化が起きることもあります。

『無性に腹が立つ時期がある』でご紹介した、精神面の不調がまさにこれです。
PMS症状なのであれば、生理が終わりを迎えるころには、ケロっともとの精神状態に戻っていることでしょう。

抑うつ状態が長期に渡り続くときは別として、1か月の中でも、わずかな期間のみ起こる心の変化なのであれば、PMSを疑ってみましょう。

急に胸がズキズキと痛みだす

PMS症状の一つに、胸がズキズキと痛みだすといった症状もあります。

とくに何もしていないのに、胸全体が痛くなったり、脇周辺が痛くなったり。
この症状は、きっと多くの方が生理前に経験したことのあるものだと思います。

胸が揺れるといたい人や、下着を装着する時に軽く触れると痛む人、何もしていないのに痛む人など、痛みの感じ方はさまざまです。

生理前に胸が痛むのは、乳腺の発達を促す女性ホルモンが活発に働きはじめ、胸を張らせるからだと言われています。

胸が痛む時には、お風呂で体を温めてあげるなどもOKですし、マッサージをしてあげることもおすすめです。
マッサージといっても、脚や肩のように揉んだり叩いたりなんてものではなく、手のひらで優しく胸を包み込み、軽く回してあげるようにするだけでも痛みは和らいだりするようです。

しかし、既に痛みを感じている胸に、更に刺激を与えるというのは億劫に感じる人もいることでしょう。

この場合は無理することなく、その他の方法で血行を促進してあげるようにすると、胸の張りも少し軽減するのだそうです。

ちなみに、生理前の胸の張りがあまりにも重症化するような場合は、ホルモンバランスの乱れが悪化傾向にあるのかもしれません。
※病気の可能性もゼロではないようです。

単なるPMS症状なのであれば、ストレスなく過ごすことや、生活習慣の改善も行なうなど、体調管理を行うことでも軽減が見込めます。

とにかく眠い。何もやる気が起きない。

生理前になると、無気力になり、眠くて仕方がなくなることもあります。
実はこれも、PMS症状の一貫なのだそうです。

ちなみにPMS症状というものは、生理前のホルモンバランスの乱れによって起こるものです。
ホルモンバランスの乱れが普段から悪化傾向にある人の場合、生理前の乱れと重なり、PMSは重症化しやすくなる傾向にあります。

生理前に眠くなるという症状も、生活習慣改善などによるホルモンバランスの乱れ軽減なしには、緩和は難しくなるということです。

普段自宅で過ごすことの多い人の場合であれば、この期間は自宅で寝て過ごせば良いだけの話しなのですが、学校や職場では寝て過ごすことは難しくなります。
その為、眠気がひどくなりがちだと感じるようになる頃には、PMS症状軽減に向けて動い始めなければいけない時期に突入するということになるわけです。

今回ご紹介しました症状だけでも、異なる4つの症状があるということがわかって頂けましたでしょうか？

PMS症状はこの他にも、たくさんの種類があります。
もしあなたにも当てはまる生理前の症状があるのであれば、重症化する前に、対策をとられることがおすすめです。