生理不順の原因は？原因となりうる要因3つ

体がまだ未成熟の思春期の女性や、40代以降の更年期の年代の女性は、ホルモンバランスが乱れやすく、生理不順に悩まされている人が多いです。子宮だけでなく、下垂体や自律神経、卵巣などが正常に働いていないと、月経前症候群などの体の不調を感じやすくなります。
生理不順の原因には、仕事や人間関係などの精神的なストレスもひとつの要因です。

精神的なストレス

精神的なストレスを受けると、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、生理不順の原因になってしまいます。普段から過度なストレスを溜めないようにして、充分な休息や睡眠を取るようにしましょう。

女性は美しいプロポーションを維持するために、無理なダイエットをしている人が多いですが、体に必要な栄養素を補えなくなるので、子宮や卵巣の機能が低下してしまい、生理がこなくなったり、生理不順に悩まされる人が多いです。

まぐろや牛肉、玄米、大豆食品などのビタミンB群を豊富に含んでいる食品や、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする大豆食品などを積極的に食べるようにして下さい。

妊娠の可能性

定期的に生理があったのに、急に生理がこなくなった時は、妊娠の可能性があります。
基礎体温を測定すると高温期が長く続いていたり、２週間以上生理がこない場合は、妊娠検査薬を使用したり、産婦人科で診察を受けるようにして下さい。

思春期や大学生の女性は、部活やサークルなどで激しい運動をしている人が大勢おられます。激しい運動やスポーツなども、体に負担が掛かってしまうため、生理不順の原因になる場合があります。
軽度の場合は、食生活や生活習慣を見直すことで、改善するケースがほとんどですが、生理不順が長く続いたり、生理が３ヶ月以上こない場合は、放置をせずに産婦人科で診察を受けるようにして下さい。

月経前症候群かも？

産婦人科のクリニックでは、生理不順を改善するために、内服薬を処方してもらえる場合があります。低用量ピルは妊娠を回避するために服用している人が多いですが、生理周期を安定させる働きもあるので、しばらくの間は続けてみると良いでしょう。

月経前症候群は、下腹部の痛みや頭痛、吐き気、めまいなどの症状が見られることが多く、日常生活に支障をきたしている人が少なくありません。月経前症候群の症状を改善するサプリメントなども、数多く販売されているので、しばらくの間は続けてみると良いでしょう。

生理不順が長く続くと、若年性更年期障害の原因になったり、妊娠しにくくなるので、軽視してはいけません。