生理が遅れるのは妊娠だけとは限らない

ある日生理が遅れていることに気づいて妊娠が頭をよぎることがあるのではないでしょうか。しかし、妊娠検査薬で確認してみると陰性しか出ないことがよくあります。生理がなかなか来ないのにどうして陰性になるのでしょうか。

実はこういうことがよくあるのです。妊娠していなくても遅れることがあるのです。
では妊娠で無い場合、他にどのような原因があるのでしょうか。

妊娠以外で考えられること

まず考えられるのがホルモンバランスが崩れているということです。
そもそも生理の周期というのはエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンがその役割を担っています。そのため、これらのホルモンの分泌バランスが崩れると周期が不安定になります。

なおホルモン分泌のバランスが崩れる原因として考えられるのはストレスです。日常的に何らかの原因によりストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れます。
このため、自覚症状が無くてもストレスで周期が乱れる可能性があるのです。

他に服用している薬にもよるケースも

生理が遅れるには他にも原因があります。
それは胃薬や抗うつ薬などを服用するとその副作用で女性ホルモンの分泌量に変化が生じてしまう場合があります。女性ホルモンの分泌量が変わるということは生理が遅れる可能性があるということなのです。

なお子宮や卵巣の病気にかかっている場合もあります。
このケースも自覚症状が無いので念のために早めに病院で検査してもらうと良いでしょう。

早期の閉経の可能性も

また信じられない話かもしれませんが生理が遅れる原因に早期の閉経が考えられる場合もあるのです。最近はまだ20代であるのに閉経してしまうことが実際に起きているのです。この場合も早めに病院に行って確かめてもらうと良いでしょう。

まとめると、症状が発生したらまず最近性交渉があったかどうかを思い出してもしあった場合は妊娠の可能性から考えてください。妊娠検査薬を用意して検査を行います。ここで陽性になったらなるべく早く産婦人科に行ってください。
次に最近性交渉していないのに症状が発生してしまった場合は念のために妊娠検査薬で検査をします。陰性でなおかつ生理がいつもの周期に比べて「10日遅れている」、「2週間以上生理が発生していない」等の兆候がある場合は子宮や卵巣の病気か、早期閉経の可能性が高まります。このため、早めに病院に行って検査を受けるようにしてください。

これらが原因の場合、最悪不妊症になってしまうこともありますので、どうしようか迷ってなかなか行かない状態が続き後で後悔しないようにすぐに病院に行くようにしてください。