生理こない…それは病気のサインかも？

生理こないということは妊娠の可能性を意味することが多いです。

しかし特に今お付き合いしているパートナーがいなくて全く身に覚えがない時に生理こないという状況になると、これは何らかの女性機能の異常を現しているということかもしれません。

生理は容易に不順になる

１０代で生理になる人がほとんどですが、始めの生理は女性機能が未熟であるために不順であるということが続きます。

また卵巣や子宮が未熟なために生理痛などが顕著に表れることも少なくありません。それが少し年齢を重ねて、２０代になると、生理が順調になり、女性機能も安定してきます。

しかし女性機能が安定し、生理が規則的になったからといって、それが続くわけではありません。実は生理は様々な要因で容易に不順にもなりうるのです。

その原因は仕事によりストレス、疲労、睡眠不足、食生活の乱れなどがあります。また体重の増減によっても生理こないという状況が発生することもあるのです。女性の身体は繊細なのだということを自覚しておかなくてはいけませんね。

生理こない原因とは？

日常生活における原因によって、不調になるということもありますが、実はその裏に大きな病気が隠れているかもしれません。

その病気とは卵巣に関するもの、そして子宮に関するもの、最後に脳に関するものがあります。卵巣に関するものは多嚢胞性卵巣症候群、早期卵巣不全などがあります。
これはホルモンの影響により卵胞に変化ある。また生理周期が乱れ、結果生理がなくなってしまうという症状があります。時には子宮の奇形などで生理こないということもあります。

また脳の腫瘍、ストレスなどの異常で視床下部や下垂体のトラブルがあれば、それがそのまま反映されて生理こないという症状になることもあるのです。

生理こない時にどうすればいいのか？

やはり自分の生理周期を自覚したうえで、病院を受診することです。医師は病歴を問診することで病気を予測診断することが出来ます。自分の生理歴やこれまでの生活習慣など心当たりがあることは医師に伝えるといいですね。

またその治療法も、ホルモン剤を内服して卵巣や子宮の機能を改善させるものもあります。また手術療法を行って、根本的な治療をしなくてはいけない場合もあるのです。

一般的に生理こないという状況になったら、早い段階で受診をする方が治療の効果も上がるし、良いとされています。そのためにおかしいなという体の不調を感じたら、病院に行くという方法もありますね。