なぜストレスで生理がこなくなるのか、その原因とは
2016-04-19(火) 女子の生理事情
生理こない!と思った時に、一番始めに考えられるのがまずストレスです。
しかし、なぜストレスがかかると生理がこなくなるのでしょうか。
その原因をご紹介します。
原因1:ホルモンバランスが崩れること
まず、生理がこなくなる原因の一つに、ホルモンバランスが崩れることが挙げられます。
体内の女性ホルモン分泌は、脳の視床下部、脳下垂体、卵巣という3つの器官が担っています。
しかし、仕事などで心配ごとがあったり、人間関係でイライラしていたりすると、女性ホルモンの分泌指令を出す脳の視床下部の機能が低下し、ホルモンが不足した状態になってしまいます。
その結果、ホルモンバランスが崩れ、卵胞の成長が滞りがちになったり、子宮の機能が低下したりすることで、気がついたら、あれ、生理こない…という状態を引き起こします。
また、仕事や勉強などで頭を使いすぎている時も、同じようなことが起こります。脳が疲れすぎていると、脳がホルモン指令まで出来ずに、その結果、生理がこないということになります。
原因2:ストレスと自律神経
もう一つには、ストレスがかかると、自律神経の働きが狂ってしまうことが原因として挙げられます。
子宮は、とても分厚い筋肉でできていて、1ヶ月の間、縮んだり、伸びたりして、柔軟に動いて活動をしています。しかし、胃や腸などの内臓と同じように、自分の意思では動くことができません。
その動きをコントロールをしているのは、神経なのです。しかし、何かに対してイライラしたり、悲しんだりしていると、神経がぎゅっと緊張した状態になり、神経にコントロールされている子宮にも力が入ってしまいます。
その状態が長く続くと、子宮は伸縮しづらくなり、長い間、固まった状態のままになってしまいます。それが、機能低下などに繋がり、「今月、生理こない…」という状態を引き起こしてしまうのです。
ストレスは体の全体が不調になる
最後に、ストレスは様々な身体全体の体調不良を引き起こすので、その結果、子宮も影響を受けて、生理こない…という状態になってしまうということがあります。
例えば、強いストレスを脳が感じると、胃酸を必要な量よりも多く分泌させてしまい、胃壁を溶かしてしまいます。そうすると、その部分が炎症を引き起こして「胃炎」になってしまいます。
この例からも分かるように、ストレスは身体全体の不調の元となります。子宮も当然そういった体調不良の影響を受けるので、その結果、生理がこなくなることがあります。
女性ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、さらには身体全体の体調不良。様々なことを引き起こすからこそ、生理がこなくなってしまいます。
日頃から、気分転換やリラックスを心がけて過ごしましょう。
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