生理中はとにかく体を労わって！PMSを和らげる方法

生理になり始めた小学校5年生ごろからPMSに悩まされています。最初は生理痛程度だったのですが、年を追うごとに、腰痛や頭痛といった体の痛みや、イライラやナーバスになりやすいなど精神的な面でもPMSの症状が出てくるようになりました。

まず、生理前になると気持ちが不安定になってしまい、いつもなら気にならないような些細な事でもイライラが止まらなかったり、異常にショックを受けたりして、心穏やかに過ごすことができません。そして、生理になると生理痛をはじめ、頭痛や腰痛といった体の痛みで満足に動けず、家事も仕事も捗りませんでした。そして鎮痛剤を飲まなければまともに動けないことがストレスにもなり、精神的なPMSの症状を加速させていたようにも感じます。友人や恋人と過ごすとき、楽しみたい気分なのにPMSのせいでうまく楽しむことができません。また、旅行や外出などのイベントがある時期とPMSが重なると、情緒不安定だし、体も痛いしといった状態なので鎮痛剤片手に耐え忍んでいました。

学生時代は、手軽にできる方法としてカイロを下腹部に貼っていました。腰回りを冷やすとよくないので、毛糸のパンツや腹巻で覆ってあったかくするのもよくやっていました。それと生理中には極力冷たいものは口にしないようにして、常温のものか、温かいお茶を飲んで過ごしていました。あと、なるべくお酒も生理期間中には飲まないようにしていました。
社会人になってからは、低用量ピルを飲み始めました。最初は避妊目的で購入を検討していたのですが、PMSを和らげることもあるという意見があったので、取り入れてみました。最初のうちは効果はそれほどだったのですが、使っていくうちに以前に比べて、生理前でも精神的に落ち着いていたり、体の痛みも1週間くらいあったのが２～３日くらいになりました。使うピルとの相性や、個人差があるようですが、私には効果があったようです。
PMSを乗り切る方法は、とにかく鎮痛剤頼りです。痛みさえ和らげることができれば、イライラも抑えることができるので、痛みを感じたら鎮痛剤を飲んでいました。そのあとはあまり無理をせず、なるべく体に負担をかけないようにします。本当に体がつらいと感じたときは、寝ていました。起きたときには痛みも引いてるし、横になるだけでも違います。

PMSは自分でコントロールすることができません。イライラする気持ちがいつもなら抑えられるのに、抑えられなくて、本人もしたくないのにイライラします。同じように、いつもなら笑い飛ばせるようなことでも、ショックを受けて泣きやすくなります。そういうときは、本人のせいではなくPMSのせいでそうなっていると思ってください。接している方が「どうしてこんなことで？」と思うのと同じように、本人も「いつもなら大したことないのにどうして？」と思い戸惑っているのです。PMSがその人をナーバスにさせているので、いつもより少しだけ優しく接してあげてください。そして、体の痛みで辛そうにしていたら、無理をさせないようにしてあげてください。体のどこかが痛いというだけでストレスになりますし、無駄に体力を消耗します。なるべく休ませてあげてください。