知っておくだけでも楽になるPMS解消法とは？

年齢を重ねるにつれて、生理痛が緩和された一方で、PMSの症状で悩むことが多くなりました。生理前になると無性にイライラがつよくなり、人のことを考えてふとしたことでも衝動的にカッとなってしまったり、怒りに近い感情を持つようになりました。また突然何も無かったのに涙が止まらなくなったり、不安感に襲われ、人と会ってもその症状が突発的に起きるので、人と会うのが怖くなり人との接触を避けるようになりました。精神的に危害が出る事が多く、パートナーにも当たり散らしてしまい、自分がどうしてもコントロールできなくなってしまうことで友人や恋愛関係にも支障をきたすこともあり、自分を責めては同じ事を繰り返すという負のループが続きました。

まず、PMSの症状だということを自分で自覚することです。本当の自分とかけ離れてしまう症状に苦しんでいましたが、PMS発症時の自分は本当の自分ではないと自覚するだけでも楽になります。そして、パートナーや家族、友人に打ち明けること。女性特有の問題で人に言いづらいことではありましたが、意外と話してみると同じ悩みを抱えている友人も多かったり、あらかじめ症状や自分の気持ちの不安定さやコントロールが利かない事など、身近な人に話しておく事によって周囲からの理解があるだけでもかなり救われます。それに甘える事は良くないですが、理解してもらえるだけでも、万が一コントロールが利かない状態に陥っても、そのときの自分が本当の自分でないとわかってもらえているだけでも心配ごとや不安感がなくなります。そして最後に体を冷やさないこと。なるべく冷たい物は避けて、特に精神的な症状が辛い方にも体を温めることは重要です。気持ちが落ち着かないときこそ、温かい飲み物を飲んで一息ついて、体を温めるだけでもだいぶ気持ちに変化が持てるようになりました。