体調不良を申告するだけで、気分が楽になる

生理痛が痛くて動けないときがありました。腹部と腰に痛みを感じ、痛み止めを飲んでも痛いような状態で、また、貧血のような感じで体がだるく、いつも通りに動けない状態でした。
生理前はわずかにイライラしている程度ですが、それでも普段はなにも思わないような小さなことでイラっとしたり、それが表情に出てしまったりします。自分では仕方ないと思っていても、周りからはイライラしていると怒られ、それによって余計にイライラしたりと悪循環でした。
生理中は腹痛があり、顔色も見るからに悪くなるのですが、生理前のわずかなイライラについては理解されづらく、自身も痛みはないので気にしていなかったのですが、むしろ周りにわかりづらいわずかな症状だからこそ、イライラしていることでお互いにいやな気分になったり、そのいやな気分を引きずったまま生理痛を迎えることで十分なフォローがもらえなかったりしていました。

体調が悪いと自己申請することで、対策となりました。はっきりと生理とは言わなくても、何度か調子が悪いということで少しずつ周りは察してくれます。わずかにイライラしている状態のときから、我慢せずに「少し調子が悪い」と言っておくことで、お互いにイライラしあうこともなく穏やかに過ごすことができました。
同性の方のほとんどは、生理痛がひどいことや生理前に少しイライラすることをいえばわかってもらえましたし、男性は逆に生理痛がどんなものかわかっていないのですこし大げさにしておくと周りが優しくしてくれます。そして、周りが優しくしてくれることにより、不要なイライラを積み重ねなくてすむし、イライラが解消されたりします。
お互いを思いやる気持ちはだれにでもあって、でも、今が思いやってほしいときだということは、言わなくてはわからないこともあります。今は優しくしてほしいときなんだ！イライラしているから放っておいてほしいんだ！ということをうまく伝えるだけで、気持ちが楽になり、症状も楽になった気がしました。