月経前症候群には漢方薬が効果的!【種類と飲み方について】
2016-07-15(金) PMSを和らげる方法
ちょっとしたことでもイライラしたり、なかなか止まらないことってありますね。自分でも気が付いているのですが、コントロールしようとしてもできず落ち込んでしまうこともあります。
生理前のイライラは月経前症候群が原因の事も。ホルモンの変化が関係しているので仕方ないことではありますが何とかしたいと思いますよね。生理前のイライラには漢方薬を飲むと効果がありますよ。
漢方における生理前のイライラとは
漢方には気、血、水の3つが大事と考えられており、人間の体はこの3つで成り立っているとされています。生理前に起こる月経前症候群の症状はこの3つのバランスが悪いと起こるとされ、血のめぐりが悪いことを「お血」といい、頭痛や肩こり、腰痛や腹痛を引き起こします。
気の流れが悪い時は「気滞」や「気逆」といい、イライラややる気が起きない、うつ、不安などを引き起こします。体の水分がうまくいっていないときは「水毒」と言い、吐き気やむくみ、めまいを引き起こします。
月経前症候群は主に気と血に問題があるのでこの2つに注目して薬が処方されます。
イライラに効く漢方薬とは
気や血に注目した漢方には加味逍遙散や当帰芍薬散、桃核承気湯、桂枝茯苓丸があります。特に加味逍遙散と当帰芍薬散は良く処方されることが多く、几帳面で疲れやすい人に使われることが多いです。
なお、肝臓は機能が低下すると怒りっぽくなることがあるので薬の成分には肝臓の機能を回復させ、気分の浮き沈みをなくす生薬が配合されています。
加味逍遙散は生理痛や更年期障害、生理不順の際にも処方されることがある薬で自律神経を正常にしたり冷え性を軽くする効果もあります。自律神経が整ってくると気分の浮き沈みもなくなってくるので排卵日ごろから飲み始めると効果があります。
薬には副作用はあまりありませんが、全くないわけではありません。インターネットなどでも手に入りますが、おかしいかも、と思った時は飲むのをやめて専門の医院や薬剤師の方に問い合わせるようにしましょう。
薬の飲み方は
漢方薬の基本的な飲む時間帯は食間です。
食間はお腹が空っぽの事が多く、胃に吸収されやすいです。そのため食事一時間ほど前に飲むと一番効果があります。どうしても飲み忘れてしまう場合は食事の直前か、効果が十分に発揮できませんが食事が終わった後でも大丈夫です。
水か白湯で飲むことで効果が現れます。
また、飲み合わせの問題もあるので、自分の判断で他の薬と飲むのはやめましょう。
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