生理前の便秘は仕方ない?その原因と解消法
2016-03-15(火) PMSを和らげる方法
女性ホルモンに含まれている黄体ホルモンは、妊娠した時に赤ちゃんを育てるために大切な役割を担っています。
具体的には、妊娠している状態を持続させるために子宮の収縮を抑制して流産を防ぐという内容です。
また、子宮だけではなく大腸の働きまで抑制するので、身体の水分を吸収してしまいます。これにより、便の水分が不足して硬くなるので便秘の原因となります。
黄体ホルモンとは
黄体ホルモンは、妊娠期間中に特に重要となるので、お腹の中の赤ちゃんの成長や胎動が活発になる妊娠5ヶ月頃になると胎盤からも分泌されるようになり、妊娠前と比較すると臨月近くの分泌量は20倍になります。
また、排卵後から生理前の高温期にも分泌量は増加します。つまり、妊娠期間中や生理前には便秘になりやすいということです。このために、黄体ホルモンは不通ホルモンとも呼ばれるケースがあります。
黄体ホルモンと便秘
ただし、女性にとって黄体ホルモンは必要不可欠で大切な物質です。便秘を改善するために、分泌量を抑制するという方法は健康状態を保つために適当な方法ではありません。
このために、黄体ホルモンが原因で発生する生理前の便秘には、別の方法によりアプローチしなくてはなりません。
なお、女性は男性と比較すると黄体ホルモン抜きでも便秘しがちです。これは、筋力が弱く便を排出するのが難しいいということや、骨盤が広いために大腸の形が変化しやすいなどの原因によるものです。
このために、これらを改善することにより、美容の大敵とも呼ばれる症状を予防することにつながります。
便秘改善体操とは
この筋力不足と骨盤の形状に着目して考案されたのが、便秘改善体操です。
具体的には、内臓を支えている骨盤底筋という筋肉を鍛えて、なおかつ大腸は柔らかい状態でキープさせるのが目的です。これにより、内臓の働きが活性化するので、スムーズに便を排出できるようになります。
まずは、うつぶせになって寝転がり、掌でお腹を温めます。そして、お腹の硬くなっている場所やボコッとふくらんでいる場所を指の腹の部分を使って優しく圧をかけていきます。
これにより、腸の筋肉の固くなっている部分がほぐされることにより、柔らかくすることが出来ます。
次に、膝を90度に曲げて仰向けに寝た状態になり、お尻を天井に持ち上げるイメージで腰を持ち上げます。 そして、お尻の筋肉をしめて、おしっこを止めるような感じでキープします。
これにより、骨盤底筋が鍛えられます。身体の内側の状態が整えられることにより、生理前の黄体ホルモンによる症状に対して予防効果を期待できます。
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