女性のお悩み「生理前症候群」【症状を緩和するために気をつけたい事】

生理前になると頭痛や腹痛が起こりやすくなったり、なんとなく体がだるい、気持ちが沈み精神的に不安定になるという方も多いのではないでしょうか。
これは、生理前症候群と呼ばれる症状です。

生理前症候群の症状を悪化させないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

食べものに気をつける

生理前症候群の症状が現れるとイライラしてつい甘いものやスナック菓子などを食べ過ぎてしまうという方もいるようです。
また、カロリーが高いものをつい食べ過ぎてしまう、お酒を飲み過ぎてしまうという方も少なくはないようです。

脂肪分や糖分を多く含むもの、塩分が高いもの、アルコールやカフェインなどは生理前症候群を悪化させてしまう可能性が高いので、生理の前はこれらの食べものや飲み物を多く摂らないということを心掛けておかなければいけません。

逆にこの時期に摂るとよい食べものとして、ミネラルやビタミンを多く含む食べものがあげられています。
ビタミンB6を多く含むレーバーやきのこ類、ナッツや大豆イソフラボンを多く含む納豆や豆腐などを意識して多く摂るようにすると良いでしょう。

また、カルシウムやマグネシウムを多く含む食べものも積極的に摂ると症状を緩和することができます。

ストレスをためずゆっくり過ごす

ストレスがたまると生理前症候群は悪化します。
そのため、この生理前の期間は無理をせずゆっくり過ごすということが重要です。

生理前になるとちょっとしたことでイライラしてしまう、気持ちが沈んで欝のような状態になってしまう、という方は、特に生理前の時期は無理に外出をせず、自宅でゆっくりお風呂に入ったり、精神を落ち着かせる作用があるハーブティーを飲んだり、好きな香りのアロマを利用したり、音楽を聴くなどしてりラックした時間を過ごすようにしましょう。

いつもよりゆっくりと無理なく過ごすということを心掛けましょう。

規則正しい生活と適度な運動

生理前症候群は規則正しい生活を送ることで症状を緩和することができます。
朝早く起きることが苦手だという方は、早寝早起きを心掛けるようにしましょう。
早寝早起きをすることで生活のリズムが整い、しっかり睡眠をとることで疲労回復やストレス解消効果も期待することができます。

運動が苦手だという方も気軽にできるウォーキングやジョギングを行うと体が暖まり代謝がよくなります。
適度にできる運動を続けると生理前症候群の改善に効果的です。